役員のあいさつ
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新春の挨拶
VG槻輪 会計 上村 サト子

ご利益ねだりはほどほどに
 私にとって平成28年は一生の間で最高に神頼みの年でした。1月から3月までは熊野古道ツアー続きの熊野三山とそれに纏わる古来の神社巡り、3月から四国88か所巡りでした。それも閏年のご利益三倍と。今から頂くご利益か厄払いが楽しみです。昨年後半に悩まされた坐骨神経痛が無くなれば幸いです。
 12月のツアーで室戸岬の番外札所の「御藏人窟(みくろど)」に立ち寄りました。平安時代の初期、青年であった弘法大師がこの洞窟で修行をし、悟りをひらき、外に出てきたのは空と海のみが見渡せる太平洋だったので、「空海」の名を名乗られた所です。見上げるばかりの大きな海触洞が二つ開いていますが、危険な為、今は入れません。洞窟の中で聞こえる豪快な波の音は「日本の音風景百選」に選ばれているのに、聴けず残念でした。しかし洞窟の近辺に野生の可愛い花をカメラに収めることが出来たのが幸いでした。高槻に帰って、ネットを見ていると偶然その花の名前が解りました。わざわざ遠くからこの種の花の写真を撮るツアーがあると知りました。
「塩(潮)菊」という暖地海岸地方に植生する野生菊で、少なくなりつつあるそうです。これぞ花の好きな私にとって大きなご利益と感謝しています。
 また1月から残る約20ヶ寺巡りと高野山締めを頑張ります。(花の様子はVG槻輪四季彩をご覧ください)今年もよろしくお願いいたします。

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