役員のあいさつ
□□目次
新春の挨拶
VG槻輪 会長 大岡 成一    

 明けましておめでとう御座います。
 お元気で新春を迎えられたことと存じます。

VG槻輪も昨年(平成21年)の11月に満5才になりました。
多くの方々に手をさしのべて頂きながらここまで歩んで来ることが出来ました。
これも皆様のご指導とご支援のお陰と深く感謝しています。
本当に有り難う御座います。
 今までは、無我夢中で前のみを向いて進んで来ましたが、本年度の活動を振り返りながら、皆様のご意見をお聞きして、新しい目標を持って皆様と歩みたいと思っています。

「記念事業:わがまち学ぼう事業」
 昨年の春から、5周年の記念の事業の一つとして、仲間で先輩である「高槻市文化財スタッフの会」・「槻歩クラブ」と連携した「わがまち学ぼう事業」に取り組んでいます。 本事業は、三団体が実行委員会を結成し「高槻市市民協働のまちづくり事業」に応募して採用されたものです。
早い時点から計画していたのですが、高槻市の採用と実施までに時間が短く皆様にご迷惑お掛けしたかも知れません。
 VG槻輪としては、第2回の「すばらしき生涯学習&ボランティア」の講演会の司会進行、第3回のフィールドワーク「学習&ボランティアの実践」 〜伝統の酒造りと寺内町のまち"富田"〜 の行事を主担当しました。
会員皆様の協力に深く感謝致します。
 最終回(第5回)は、平成22年2月10日にフィールドワーク 「学習&ボランティアの実践<PARTV>」 〜高山右近や永井直清が治めた高槻城周辺めぐる〜 を成功させて完遂しなければなりません。
 今回の事業では、「高槻市文化財スタッフの会」の組織力、「槻歩クラブ」のガイドととしての専門力、「VG槻輪」の行動力など調和して進めています。
 今後も、少しまとまった事業に取り組む為には、行政の支援や他の団体との協働は重要で、「新しいまちづくり事業」として展開してしていかなくてはならないと思っています。

「生活支援活動」
 生活支援活動は、会員の皆様が長年培ってこられた経験や知識・技術などをグループとして社会活動に役立てたいと始めた活動です。
社会の少子高齢化が急激に進んでいます。高齢となり今まで出来ていた日常生活作業が難しくなるといったことが沢山おこります。たとえば、部屋の模様替えの家具の異動や、屋根の雨樋の掃除や、庭の草むしり等々などです。
 サポートセンターが行っている、シニア社会活動マッチング事業は、依頼会員と提供会員との関係は一対一の支援活動ですが、  VG槻輪では、それを拡大し複数の提供者(グループ)で行う支援活動です。
支援活動には一人で行える支援活動も有りますが、複数の提供者で行う方が良い支援活動が多いのです。 たとえば洋服ダンスなどの2階から1階への移動などは、2〜3名で安全に行うべき作業です。
VG槻輪では、坂本氏を推進者として、依頼内容を詳細にお聞きして、支援者と調整を行い誠実に実施しています。
 秋には、当「生活支援活動」は、連合(日本労働組合総連合会)の「連合・愛のカンパ」に採用されました。
本活動の必要性と活動内容が認められたものです。
これらの生活支援活動には、一つとして同じ内容はありません。依頼者の立場にたった支援が必要です。
又、見ず知らずの会員が部屋の中に入って作業をすることも有るのですから、相互に信頼関係を築くことが非常に重要です。
 このような活動には、行政の信用力とVG槻輪の誠実な取組みが一つにならなくてはなりません。

「パソコン教室」
 VG槻輪のパソコン教室はシニアの力を社会に貢献出来る社会活動の一つとして始めました。
しかし、パソコン業界はドックイヤーと言われるように、日々の開発・発展が激しく、機械がトラブルを起こすと補修費が高く新品を買った方が安かったりします。
又、ソフトにいたっては、活動開始時は98が主流でしたが、2000、NT、Me、Xp、Vistaと変化が激しく、今年はWindows7と変わるでしょう。
 活動内容は、パソコンを学びたいが何からしたら良いかもわからない方からの相談にのり、パソコンが使用出来るまで支援をさせて頂いています。
次のような諸問題がありますが解決しながら進めていかなければなりません。
1) 受講生は、古い機種・ソフトや最新の機種・ソフトのパソコンを持って来られます。
 指導員は、受講生の数だけ機種やソフトが違う前提で取り組む必要があります。
2) 指導員は、自分の機種でパソコン操作出来ることは当然として、 新しい機種・ソフトに対応し、カリキュラム・教材の作成や修正しながら教えられる事が必要となるのです。
 VG槻輪としては、指導員の育成は重要な課題であり、計画性を持って取り組まなければならないと考えています。

「ふるさと農園」
 ふるさと農園(自然農園)は、"健康で文化的なまちづくり"として「健康で快適な環境の中で、健やかに、心ふれあうまちづくり」の一つとして行っています。
昨年は、耕地面積の50%増しまで増やすことが出来ました。
「自然農園、趣味の農園、心ふれい農園」として成功していると思っています。
 これからは、健康で快適な環境の中で、健やかな社会支援活動の農園としてどの様に活動を進めるかを模索する必要が有ります。

「リサイクル活動」
 環境にやさしいまちづくりの一つとして、VG槻輪は、春・夏・秋のフリーマケットに参画し、ボランティア活動とリサイクル活動を行っています。
各家庭で使用出来るが自分の家では使用しない物が「棄てるのは"もったいない"」と大切に保管されています。
この"もったいない物" を有効活用しようとフリーマケットに出店しています。
この活動は、ボランティア活動の主旨が理解しやすいため、会員にはボランティア活動や出品・出店しなくとも見学だけも来てはと呼びかけています。

「わがまち紹介」
 わがまち紹介は、まず自分の住んで居るまちを知り、好きにならないとボランティア活動が出来ないのではないかと思い、自分の住んでいる身近なまちをお互いに紹介しようと始めました。
 自分のまちの表通りは知っていても、一歩路地を入ると新しい発見あることを知ることも出来ました。
 わがまちを知ると更に知りたくなるものと思っています。
 地方紙の「きつつき21」では、これまでも「富田」を紹介していますが、平成22年正月から更に5〜6回紹介するそうです。自分の住んでいるまちを知る楽しみが増えたと喜んでいます。
 私達の活動が多岐に渡るので、連絡会を兼ねて、「わがまち紹介」を毎月1回開催し、平成21年12月で60回以上になりました。
今後も続けて行きたいと思いますので、皆様のまちを進んで紹介して欲しい。

「広報活動」
 会報の発行やホームページは、会の活動を紹介する方法として取り組んでいます。
 VG槻輪は、Yahoo!ボランティア登録団体としても承認されています。
VG槻輪のホームページは、会の書庫として全ての活動記録を保存し、いつでも、誰でも見ることが出来ます。
誰でも自由に投稿出来るシステムとしています。加齢とともに筆を持つより「おしゃべり」になると思いますが、今は便利なデジカメや携帯電話にもカメラが付いています。
旅行をしたらこんな変わった物を見たとか感動したとかあると思います。
どんな事も是非報告して下さい。

「その他の活動」
1. たかつきNPO協働フェスタ
第1回から実行委員のメンバーとして参加して来ました。
高槻市には多くのボランティア活動団体があります。それら団体と行政が協働でまちづくりを推進していく必要があります。
フェスタは、この「協働」の必要性をアピールし理解を深めるとともに、会員相互の交流の場でもあります。
平成22年度のフェスタは、更に多くの団体が参加ができりシステムを考えて企画される予定です。
2. たかつきええとこブログとの協働
高槻市のホームページに「高槻のええとこブログ」がありますが、このブログの活動に参加しています。
自分の住んでいるえ「ええとこ」をブログに「VG槻輪の会員」として投稿するのです。
又、「高槻のええとこブログ」が主催する行事にも積極的に参加しています。
平成21年7月には、" 高槻の天神さん、真上氏のルーツを辿る! "に多くの会員が参加しました。
9月には、" 富田の老舗料亭「きんなべ」:高槻富田 "の取材を、「ええとこブログ」と「きつつき21」とで行いました。
平成22年1月30日の富田の酒蔵見学には「ブログ」のメンバーも参加します。
平成22年度は更に協働を進めて行きたいと思います。

会員の事業活動参加について
会員は、色々な経験・知識・技能をお持ちです。今までは活動の場を創設し参加し易くなるように工夫して来ました。
しかし参加して頂けない会員がいます。「笛吹けど踊らず」と言いますが、「踊りたくなる笛でない」ところもあるのだと思います。
どの様な曲でどの様な笛を吹けば良いのかをいつもお聞きしています。
毎年、総会でこの問題を取り上げるているので、建設的・積極的なご意見をお願いします。

VG槻輪の活動
活動は、多岐にわたっています。
今後は各活動を分科会的な活動色を強くし、活動の推進責任者を決め、その責任者の下で、進めて行きたいと思っています。
分科会は活動を活発にし自主独立しては如何でしょうか。
新しい目標と方向に会員の皆様と進みましょう。

  平成22年 元旦

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