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一生に一度願いを聞いてくださる神に初詣


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 新しい年、令和2年の元旦を迎え、初詣に行きました。
例年どこかを探してお参りしていますが、今年は近場でしかもタクシーでの参拝です。
同じホームの友人3名と出かけました。風もなく比較的穏やかな元旦でした。
 行く先は四天王寺の近くの堀越神社です。谷町筋で前はよく通るのですが、お参りしたことがありません。鳥居をくぐってすぐ本殿で何人かの参拝客がお参りしています。
いつもなら初詣は大抵少なくても2〜300人並んで順番を待つのに今日は行列はありません。
 ご祭神は第32代崇峻天皇と、小手姫皇后(おでひめこうごう)、蜂子皇子(はちのこのみこ)、錦代皇女(にしきてのひめみこ)で、天皇の甥にあたる聖徳太子が四天王寺建立と同時に創建されたとのことです。
 昔境内の南沿いに堀があったので、これを渡って参詣していたことからこの名がついたとか。
境内には
 ○ 熊野第一王子之宮……熊野詣の出発点
 ○ 太上神仙鎮宅霊符尊神……中国から伝わったものでお守りやお札の出来る元となった神、
               ちんたくさん、家宅を鎮める神。
)  ○ ご神木……堀越神社は名高いパワースポットだそうで、ご神木は樹齢550年の楠、
        友人3人が手をつないで囲んだところ丁度3人で手をつなぐことが出来ました。
 ○ 茶臼山稲荷神社……茶臼山山頂にあったが、大坂の陣で徳川家康が真田幸村の攻撃に合った時、
    神社の使いの白狐が家康を助けたといわれその後、徳川家の庇護を受けたそうで、
    大阪人にはうれしくない話です。
 ○ またこの神社には「ひと夢祈願」というのがあって、一生に一度の願いを聞いてくださるのだそうです。
   ご祈祷を受けたお守りを体に付けていると必ず願いが叶うのだそうです。
   神仏にはお願い事はしないと決めている私ですが。
   一生に一度願いが聞いてもらえるのなら、そんな願望が出来るまで待っておこうと思いました。
 ○ また境内には「かえる石」というのがあって、黒い大きな石が蛙の形をしています。
   いわれはよくわかりませんでしたが、お水をかけてお賽銭を上げていました。
 おみくじは「吉」『枯木逢春艶』(こぼくしゅんしゅにおうて)ふゆがれの木もはるにおうて、みどりをふくむなりと。
 このみくじにあたる人は、思わぬ方よりたすけを得て仕合せよし。
 えんだん、よろこびごとよろずよし。
 と希望のある卦でした。
 めでたしめでたし。

2020年元旦    
牧戸 富美子    


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