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義士の寺(四十七士の墓)へ参詣


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 12月14日は赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日です。
それにちなんで大阪に四十七士のお墓があると聞き。
友人の案内でそのお寺へ参詣しました。
ところは天王寺区六万体町、万松山吉祥寺と言います。
谷間筋を車で通ると東側に白黒の三角模様の壁がすぐ目に入ります(写真参照)境内に入ると左手には一般の人の墓地があり、大石内蔵助の石像が建てられています。
右手に行くと、浅野内匠頭の輪塔を中心に、左右に大石内蔵助、大石主税、それを囲むように四十七士のお墓がありました。
『ご苦労様でした』とご挨拶し参拝しました。
また境内の本堂に近い右手には、四十七士の討ち入りのときの活躍の姿の石像が作られ、岡野金右衛門、や神崎与五郎などの名前も見えました。
義士の討ち入りの日というのに境内はひっそりとして、大工さんが二人、何かの修理でしょうか仕事をされていました。
お寺の住職さんは不在。
どなたもおられず、ちょっとお話を伺いたかったのにと残念でした。
聞けば毎年12月の第2日曜日に義士祭があるそうです。
友人の話によると昔は市長さんも参加されてにぎやかだったそうです。
私世代には12月と言えば、テレビも映画も必ず忠臣蔵だったのに、昭和は遠くなりにけりの感を深くしました。

2019年12月14日    
牧戸富美子    


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