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大きなクスの樹の下で・・・♪


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 新春早々大きな樹を見るのは実に気持ちが良い。高槻梶原の旧西国街道沿いにある一乗寺の市指定樹、樟である。
樹齢800年、樹高30m、樹周り8-9mの左右均等な見事な姿が青空に突き抜けて聳え立っている。
その上、樟は冬でも青々としているので、いつも新鮮な気持ちが湧き出る。"弁慶の駒つなぎ"と名前で、伝説があるらしいこと、樹齢もちょっと確かでない。
この一乗寺は寺史によると1427年建立、当時の室町幕府に法華経布教の為、自説を唱えて投獄された上人がおられたとか、徳川の殿様の生母による寄進による」再建、破格の寺領を賜るなど、紀州徳川家の崇敬が高かったなど、その風格が今も維持されているか、数年前に来た時よりすべてピカピカである。
以前春場所の頃、JR車窓から相撲部屋の幟が見えていたが、最近見なくなった。ちなみに私の近辺にある市保護樹木を紹介しよう。
清水コミセン近くにある神服神社のヤマモモの樹です。一度も実をつけたことないと嘆く人がある。残念な事に雌雄異株で雄株、雌株だったらどれだけの実をつけた事かと。
もう1本は宮之川原にあるのっぽの"かいずかいぶき"。この種の木は垣根にあってこそ、それらしき役割を持つが、のっぽばかりでは有難さは感じない。
どこかの生命保険が"大樹生命"に社名変更とか、名前倒れにならないことを願います。

2019年2月8日    
上村サト子    


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