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パワースポット京都の名所巡り
その2


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 いよいよ今日第二の本命、京都迎賓館の見学である。
建物の内部・内装・調度品・壁画など日本の和の最高技術を極めた作品の集合体であり、どこを見ても溜息がでる。庭は深山幽谷から流れ出る水が注ぎこむ広大な池が廊橋を挟んで、南北に分けられている。片方には震災のあった山古志村の錦鯉が泳ぎ、もう一方には和舟(わせん)が浮かんでいる。ブータン国王夫妻が第一番目の接待客だったとか。とにかく無粋な私が説明するより、皆様ご自分の眼でその素晴らしさを確かめて下さい。
 その後、京都御所内の仙洞御所を見学した。京都御苑の中で京都御所も迎賓館も仙洞御所も同じ敷地 にあるが、なんと広い事。バッグチェックを受ける入り口から入り直さなければいけない。仙洞御所とは天皇・皇后が退位されたのち、住まわれる所で、明治天皇以前、退位され、住まわれた方がおられたのか私には定かでない。御所は隅から隅まで研ぎ澄まされた最高の大きな美術品を見る如くの感覚だった。その中の紫宸殿で来年皇太子の天皇即位の礼の際にご使用になる高御座・御帳台(たかみくら・みちょうだい)を遠くに見ることが出来た。今上天皇の即位式には分解され、東京に送られ、戻ってきたのを、今回はこの姿のまま東京に運ばれるという事でこれも貴重なチャンスであった。
 一日中、日本の歴史と文化の象徴の中にいて大満足でしたが、疲れました。バスは梅田解散だったが、京都御所でお別れし、高槻に直接帰ってきた。添乗員に掛けられた言葉が「この先保険は効きません 」と。どこかで聞いたような...わが街紹介の時、会長が事故の杞憂にボランティア保険の有効か否かの言葉かな。

2018年4月26日    
上村 サト子    


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