チンプンカンプンの入試問
受験シーズンのこの頃、新聞に入試問題がよく載っています。 どんな問題が出るのかなと思って覗いてみますが、通信制高校卒業の私にはさっぱり理解出来ません。 特に英語、数学、理科などはチンプンカンプン。 かろうじて国語は問うている意味は理解できるのですが、答えは、大抵、間違っています。 若い頃は国語が得意科目だったのですが、それは私の頃は漢字の読みと書き取りが主だったからです。 最近は作者のそれを書いた気持ちとか、似たような文章の中から正しいものを選びなさいとかで、解釈がとても難しいのです。 昔、ボランティアで「新聞の朗読」をしていたとき、盲人の方から、「大学入試の数学の問題を読んでください」という依頼がありました。 ラテン文字やら、記号の読み方やら、図形の説明に四苦八苦した覚えがあります。 その方もきっと昔のことを思い出して、知りたくなられたのでしょう。 古文ならいつも百点だったのに。 この頃古文はあまり見当たらないし、改めて現代についていけない自分を嘆いています。 2017-02-22 記 牧戸 富美子 |