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耐えて耐えて十数年


 柚子の花について四季彩四季彩その二で紹介しました。
それから1年半過ぎました。去年は花が咲いて5個実りました。
今年はなんと3−4メートルにも伸びた木1面に実をつけ、主人と45個とか60個とか賭けをしていたのに、もうすでに40個ぐらい収穫し、まだまだ残っています。本柚子らしく香りはすごく上々です。悩みは5pくらいの棘があり、手を傷つけること、収穫後、実の乾燥が割合早くて、折角の新鮮さが失われないかと心配しています。冬至頃まで木に残せれば良いなと思っています。香辛料や薬味の他、直接食用に柚餅子・ゆず茶・柚子釜や皮の青いとき、皮を摺って 、青唐辛子を混ぜて柚子胡椒にも使えます。
最近行ったレストランでも、この季節の旬のデザートとして、シャーベットに柚子の細切りが入っていました。近年ではスペインの有名な日本系レストランで柚子を宣伝したのが発端になり、西洋料理に使われるようになったとテレビの紹介がありました。毎日、実を沢山付けた柚子の木を見ていると心豊かになります。
「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」まさに十数年待ちました。
2016年11月1日    
記: 上村 サト子   

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