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ニュージーランド旅行記(その一)
「ニュージーランドを知る」



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 退職して10年の念願だったニュージーランド(N.Zと略する)へ、4月に行ってきた。
N.Zの広さは日本の3/4、人口約450万人、羊の数は人口の10倍の牧草地帯の多い国。
N.Zを大きく分けると首都のある北島とマウント・トレッキングで有名な南島でなりたっている。
11世紀頃、マオリ族がポリネシア地域からカヌーで移住してきたので、今もマオリ系と称する人が15%といわれる。
公用語も英語とマオリ語であるし、地名や習慣、観光源として生きている。世界航海時代にヨーロッパ各地から西欧人が来航し、不当な土地買い占め、病気蔓延、金鉱発見とゴールドラッシュ、戦争などに苦しめられた後、イギリス連邦自治領になって、ついに1947年イギリスから独立した。
しかし今もイギリス連邦に属しているので元首はエリザベス2世である。
最近ニュースになったのは国旗変更の国民投票があった。従来の国旗はイギリス連邦の1員であることを表すユニオンジャックと右側に4つの星の南十字星を配している。
候補はマオリ族が大事にしていたシダの葉と南十字星のデザインで、シダの葉は今年ラグビーW杯で優勝したオールブラックのシンボルマークであるが、投票の結果従来の国旗が継承されることになった。
今までN.Zで知っていることと言えば、キューイー鳥と果物、映画の「ピアノレッスン」に出てきたピアノを下ろすカレカレビーチや「ラストサムライ」の戦場場面で富士山麓に似た北島の草原地帯だったぐらいだろうか。

2016年6月10日    
上村 サト子    

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