五社水路は、安威川の堰から古くは藍野とも呼ばれた村々から富田への人工の農業用の水路のことだ。 五社とは、赤大路、宮田、富田、東五百住、西五百住といわれ富田台地を潤した古い水路です。
五社水路に寄って古代に「嶋上郡」と「嶋下郡」の郡界線が引かれ、その境がほぼ今の高槻市と茨木市の境に引き継がれています。
太田・宮田・富田・西五百住・赤大路・総持寺・中城の旧七ヶ村でつくる水利組合の「五社組」が管理し、命がけで守った水路でした。
2015年11月23日
記: 大岡成一
※カーソルを写真の上に乗せたり外したりして写真をご覧下さい。