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"2015年8月5〜6日"
【三徳山三仏寺 国宝投入堂】(そのー1/2)

【今も伝説の神と仏が宿る山 断崖絶壁に立つ国宝投入堂】

三徳山三仏寺(みとくさんさんぶつじ)は、標高899.9mの三徳山にある天台宗の古刹です。
麓に「輪光院」「皆成院」「正善院」をようし、本堂の裏の「宿入橋」を渡ると背後にそびえる輝石安山岩とその集塊岩の急な北斜面 を利用して、、「文殊堂」「地蔵堂」「納経堂」「投入堂」といった国宝や重要文化財の建造物、鐘楼、観音堂、元結掛堂、不動堂、 「十一面観音堂」が建てられている。
三徳山三仏寺(みとくさんさんぶつじ)は寺伝によると、慶雲3年(706)役小角(えんのえずめ)が三弁の蓮花を散らしたところ、 その一弁がここに落ちたので(ほかは伊予石鎚山と吉野 大峰山)、堂宇を建てて修験の行場にしたといわれている。
三徳山奥の院「投入堂」は役の行者が法力で投げ入れたといわれている。そこから「投げ入れ堂」と別称されている。
喜祥2年(849)、慈覚大師によって伽藍が建立さら、阿弥陀、釈迦、大日の三尊を安置したので「三仏寺」といわれるようになった。 その後、源頼朝、足利義満ともに同寺を尊宗し、盛時は38寺49院を数えた寺領1萬町歩・3000石の大寺院だったが、兵火によりそのほとんどを 焼失した。
三徳山は昭和9年(1934)に国の名勝、史跡に制定されており、三朝東郷県立自然公園に含まれている。
文責 記 成本忠晴(TN)   
三仏寺本堂へ参拝 

三朝温泉と三仏寺に参拝してきました。
輪光院の宿坊にて精進料理を戴き、翌朝の午前6時30分 本堂にて「米田良中住職」と2人きりで お努めをしました。

参道の階段

本堂

本坊へ宿泊し翌朝住職とお努め

本坊(宿坊)は大変立派な建物で一人きり貸し切りで休ませてもらいました。
奥の院 「投げ入れ堂」へは、朝一番に来た同じ大阪の人がいて、2人で往復2時間30分かけて無事参詣することが出来ました。
下山後 住職の特別のはからいで「三朝温泉 三朝館」の入浴チケットを戴き、参詣の汗まみれの体を温泉で流し、すっきりして帰途に就くことが出来ました。

本堂より文殊堂を望む

本堂の側面

 本堂は県指定保護文化財

  喜祥2年(849)、慈覚大師によって、阿弥陀、釈迦、大日の三尊仏を本尊として安置し「浄土院美徳山三仏寺」と号された。
  

本堂正面の唐破風の彫刻

本堂から文殊堂を望む

本堂正面

本堂参拝石(昔は此処で参拝)

米田良中住職

神仏習合

役小角(えんのえずめ)が堂宇を建てて修験の行場にし金剛蔵王大権現を本尊として「投入堂」に安置した。
自然の山川草木すべてに神が宿る八百万の神の信仰と、山岳仏教の修験道場としての三徳山(福徳、智徳、寿徳)の信仰。
慈覚大師によって伽藍が建立さら、阿弥陀、釈迦、大日の三尊を安置した。天台宗の寺院とした。
参拝の自動車道路には大きな鳥居が建っている。本堂の前には一対の狛犬が鎮座している。
明治維新の廃仏毀釈にも耐えて現在も篤く信仰されている。世界文化遺産の登録運動をしている。

米田良中住職と孫 良正君

輪光院山門

三仏寺の手水場

輪光院山門

庭園

精進料理

宿坊で戴く精進料理には、NHKテレビの「きょうの料理」にも紹介された三徳山豆腐や山菜料理が賞味できます。
閑静で大変広いお座敷から大きな庭を鑑賞しながら戴けます。

庭園

庭園

庭園

庭園

宿坊としている本坊玄関


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