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ばあちゃんロンドン記(その1)
"クリスマスに空を飛ぶ"



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 年末の慌ただしさ、しかも寒い時にロンドンへ行くとは物好きねと言われながら、長女と小学校4年の孫と三人で出かけた。25年ぶりのロンドンは懐かしい。あの頃はぎりぎりまで仕事をして、若かった。今回は娘の後を、いや孫の後を追うように付いていく。2010年に開港された羽田新空港を初めて利用するのも話の種。天井には光を使った斬新なデザインとクリスマス装飾がされている。勿論LEDライトが使われている。構内は見渡す限りチェックインコーナーが並んでいる。ガラス越しに見える滑走路は何処までも続いている。将来日本一のハブ空港を目指すと言う。羽田国際空港発着は関西人にとって伊丹とつながり、何かにつけて便利だ。伊丹と羽田発24時間以内の国内離陸で料金同額のメリットあり。
 いよいよ11時搭乗、何時もながらファーストクラス、ビジネスクラスを横目に見て、奥のエコノミー席に進む。最近機内サービスは削減され、以前取り放題に準備されていた雑誌や新聞や耳詰まり防止の飴は殆ど無くしてある。前回利用した格安チケットは毛布・テレビ・オーディオ・食事等選択であったが、所要時間が短かかったし、夜間飛行なら、その方が静かで無駄がなく、納得出来た。今回はANA航空でサービスは普通らしい。まず北海道上空からウラジオストック辺りでロシア領に入る。ロンドンまで12時間余り、時差9時間遅れ。第1食目が提供されると早々に機内のライトが落とされ、窓もしめられる。5時間くらいで窓を開けると雲海の上に朝日が差し始めている。この日は2回朝日を見る事になる。西に飛行機が飛べば、太陽と月の関係がどうなるか私にはついていけない。着陸態勢のアナウンスがあってから、乗務員に後のキャビンへと呼びだされる。前日の孫のピアノ発表会に続けたロンドンの旅行が上手く行く事を願ってサプライズが用意されている。日本で航空券を予約したのがANAの長崎支店で、支店の方から手作りのうちわ・カードとケーキをこの便に届けて下さった。どこに電話が掛かっているかわからず、何回もの問い合わせに丁寧に答えて下さった上、こんな心配りってあるだろうかと驚いた。
 無事ロンドンヒースロー空港に着いたのは日本時間真夜中1時前、現地の午後4時。もう夕闇が迫っている。クリスマスの夜でサービスは期待できないと言われていた通り殆ど人はいない。ロンドンは北緯約51度、日本ならサハリン(樺太)の北部になるので夜は早く、朝は遅い。暖流が英国を取り囲むので日本と同じくらいの気温のようだ。

2015年1月28日    
上村 サト子    

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