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アベノハルカス展望台にのぼる


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 高さ300メートル、60階建て、日本で最も高い超高層ビル「アベノハルカス」は、今年の3月7日に開業して半年が経ちました。
一時の喧騒はやや和らいだように聞きましたので出かけました。近鉄百貨店の右手に入場口があります。エスカレーターで2階に上がり、展望台入場券を買います。大人1500円です。そこからエレベーターで16階まで上がります。エレベーターはシースルーで外の景色がよく見えます。
 16階から別のエレベーターに乗り換えて60階まで上がります。今度は外の景色は見えません。2階から心太式に押し出されるように人々に混じって16階、そして60階へと着きました。16階から60階までの速さは30秒くらいだったでしょうか。
 エレベーターを降りるとすぐ、パッと世界がひらけました。一面ガラス張りの吹き抜けで北側の景色が目に飛び込んで来ました。丁度お天気もよく素晴らしい眺望です。
 真下には天王寺界隈、茶臼山、四天王寺と林立するビル群、真下を見たとき、一瞬めまいを覚えました。あまりの高さに。
左周りに進みます。西側は遠く大阪湾、六甲連山も見渡せます。南は地図によれば住吉大社も見えるようですが、はるかな家並みの中に溶け込んでいます。長居陸上競技場のドームは見えました。東側を見渡すと、遠い山脈の一番高いのは金剛山、左に葛城山、その左にはあのふたこぶらくだの二上山もはっきり見えています。
 総ガラス張りの展望台は、東西南北すべて同じ造りで、とても見やすくなっています。いいお天気で、遠くまでよく見えました。写真を20枚ばかり撮り、1時間足らずで展望台を後にしました。

2014年9月13日    
牧戸 富美子    


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