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オーストラリア旅行U
オージーアニマルたちとふれて楽しむ



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 オージーとは「Aussie」と書き、オーストラリアに親しみをこめた呼び方で、日本でもスーパーに"オージービーフ"があるのをよく見かける。滞在中、オージー・・・と呼びかけたくなるのは人間もさることながら、なんと言っても動物である。市内で食事をしていても市民プールでも海辺でも近くを鳥が平気で歩いているのである。早速オージーアニマルに触れ合う為、バスで30分の自然の地形の中、120種1200頭以上いると云う "トロピカルズ―"に行った。上手に飼育されたカンガルー・ワラビー・コアラ・ウォンバット・クロコダイル・にしき蛇などショーの後大抵触れる事が出来る。バードショーには手が出せないが、飼育員の指示に従って私達の頭の上すれすれに飛び降りて来る。淡水・海水の2−3mもあるクロコダイルが40−50匹池に動きも無く横たわっているが、飼育員の素手で与える生肉に跳びかかる様は凄まじい。鳥のケージに入ると高らかに人間の笑い声を発している。ふり返るとワライカワセミが案内板に乗って笑っているのか、啼いているのかこちらも笑ってしまう。オーストラリア特有の動物の中でもアボリジニと生活を共にしてきた"ディンゴ"が絶滅危惧種になっている。姿は日本でも見る犬だが、歴史がある。古代アジアから連れて来られて、アボリジニと自由に共生し、"ワンワン"と吠えなくてもいい習性になったという。アボリジニも定住し、現代社会に融け込めばディンゴの生きて行く世界がなくなってきたのだろうか柵に囲われている様子に哀れを感じる。反対にカンガルーは子連れ、袋の中、妊娠中と3役できるので、増え過ぎて困っているらしい。
動物好きの私達には満足の1日であった。

2014年9月1日    
上村 サト子    

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