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伊予絣の着物からリメイク
スタンドカラーの“フレンチスリーブ”


この絣は80年くらい前に手織りされた布です。
 昔から松山近郊の「今津」地区には家内工業としてバッタン バッタンと音を立てる機屋さんがあっちこっちに在ったそうです。
今ではほとんどなくなりました。
 丸い柄は母の着物を、私の小学5年生の学芸会で早乙女姿の衣装に作ってもらった着物の布です。
小柄の布は父の書生柄の着物からです。
四国の伊予の実家で、蔵の和ダンスからほとんど傷みなく出てきました。
懐かしくて、92歳の母の話相手をしながら作りました。
乾きやすく、風通しも良く重宝しています。

            2014年8月21日

記 成本 ヒミカ   

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