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“ ２府２県を股にかけ ” 電車に乗る旅に出かけました。朝、９時過ぎ摂津富田から高槻まで行き、一旦改札を出て、摂津富田までの切符を買います、１２０円です。ホームに降り反対側の京都へ向かいます。京都から奈良線の１０時０４分発「みやこ路快速」で奈良へ。今回は桜の時期でもあり満員です。４人掛けの座席に一人座っていると体の大きな外国人のグループが乗ってきて私の隣へ男性二人、女性一人が座りました。三人がパンフレットを見たり、お金(勿論日本円です)のやり取りをしたり楽しそうです。私はさりげなく窓の外を見ていましたが、どうやら英語のようです。会話は出来ないけれど、日本の印象など聞いてみたいなと思いながら、話しかけられても困るしなどと要らぬ心配をしたり。途中、伏見稲荷や六地蔵、宇治、城陽、などを通り１１時１８分奈良着。奈良から和歌山へ向かうのですが、これが普通電車しかありません。奈良からは桜井線です。１１時３８分発の電車は２両編成で、駅に停車しても、前の車両のドアしか開きません。節電のためでしょうか、なれないと戸惑う人もあるかもと思って見ていましたが、だれも戸惑う人はなくスムーズに運行していました。昔よく行った、天理,巻向、三輪を通ります。三輪山が綺麗な三角形で鎮座しています。橿原に入り、畝傍、香具山を過ぎ高田に着きます。ここからは和歌山線です。それからの長かったこと。なにしろ普通電車ですから、座席はよくありません。折りから満開の桜は沿道のあちこちにあって、目を楽しませてくれましたが、和歌山まで約２時間３０分、少々草臥れました。 和歌山からは紀州路快速で大阪まで直行です。大阪から摂津富田まで約２０分、到着は５時。きっちり８時間の旅でした。。高槻から１２０円の切符で改札を出るときは感慨無量で果たして通れるかしらと心配にもなりました。ＪＲの運賃特例のお陰で楽しい旅が出来ました。 (運賃特例の詳しいことは会員便り[琵琶湖一周の旅] をご覧ください。
2014年4月20日 記 牧戸富美子
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