3年くらい前の夏に、夫の借り農園の近く畑の中に、目を見張るような見事な大輪の
向日葵が咲いていました。
咲き終わった時に、「いくらでも、どうぞ」と言われて小瓶に入れてあった種を、1年間忘れていて昨年の晩夏のある日発見。
しまった!遅かったかなと思いながら、自宅の庭の一隅に植えたところ、本当に、ゆっくりゆっくり育ち、晩秋に、たしか、10月末に、なんと直径30センチもの大輪の花に成長、何人かの方にプレゼントして喜ばれました。
「種とって来年ちょうだいね」と皆さんに言われました。
この夏、その方たちの殆どが、苗を欲しいとのリクエストです。
向日葵は夏の花と、7月の盛夏から、畑、庭、プランターと植え続け、毎日の水やりなど6回もチャレンジ。 何回か芽吹いても枯れてしまいます。
9月初め、久しぶりの大雨の翌日、9月3日です。花壇に、種を撒いたところ、二日後の9月5日に一斉に芽吹いているではありませんか。 そして、その後枯れずに、またまた、ゆっくり、ゆっくりの成長。 9月、10月、11月と今年は約3か月近くかかって、蕾が大きくなり、11月半ばに一番大きな花が開きました。 昨年の30センチには、はるかに及ばず半分くらいの大きさ!がんばったね!あっぱれと拍手の気持ちです。
11月末です。 どこにも向日葵はない季節です。
知人が「秋咲きの皇帝向日葵」といいましたが、向日葵さん!そうなんですか?
2013年11月30日
記 伊坂 幸子
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