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ドイツ交流の旅 ラーストハプニング

4回目の「ドイツ交流の旅」は、真っ青な高い空と冷気と爽快な季節で、毎日メンバーの誰かの知人が登場参加するという愉快なサプライズ旅であり、最終目的地ミュンヘンのビール祭り(オクトーバーフエスタ)で1リットルのジョッキでミュンヘンビール(ホーフブロイ)を飲む酒豪メンバーの旅でもある。

11日の旅の帰国の日は、ホテルを6時半に出発し、ミュンヘン発の国内便は11時の離陸、フランクフルトで乗り継いで、約11時間で、翌朝関空に着くはずだった。
 12時になっても、飛行機が来ない、と突然臨時便に乗り換えます、早くと説明があり、機内持ち込みの荷物(約5キロ)を肩に、そのゲートに走る。
1時間後フランクフルト着。これでも、日本人かと疑うほど速くしゃべる、空港ガイドの女性が「15分後にゲートがクローズするので走って」と指示。Zゲートへまたもやカートに手荷物を乗せる暇もなく、全員、疾走する彼女の後広い空港を走り回り、間一髪で間に合いドイツよ、さようなら!
 狭いエコノミーシートの不運にも真ん中、しかも前の中国人が座席を最大限に倒しっぱなし、合図をしても無視。11時間ほとんど眠れず映画3本観る。(面白いものもあった)
 いや〜な予感の通り私たちのスーツケースは見事にミュンヘンに取り残された。
ど〜っと疲れが出て、2時間遅れでJR茨木で空港リムジンバスを降りたった私を見て夫は、目を疑ったことだろう。足をひきずり、荷物も満足に持てず、サングラスを外した顔は瞼と唇が腫れあがっていた。こんなことは今までなかったことだ。
それから連休であったので、2日間ダウン。3日目に内科で点滴、4日目に皮膚科でドイツの硬水で洗顔したのと、帰国早々の残暑の汗で炎症を起こしたということで、お薬をいただき、1週間でやっと回復した。
 今やっと涼しくなった高槻で、そろそろ写真の整理を楽しくスタートである。

2013-10-20   
Y.I