平成25年 大阪市近代美術館
本年 4月より6月16日まで開催中の「BOSTON美術館 日本美術の至宝 《展に行ってきました。梅雨の中休みか 台風3号の雨を期待しつつ、それでも蒸し暑い中 館内はお年寄りでむせ返っていました。 ハルカスの高層ビルも300mの最上階までのオープンは来年とのことで、外観のみの眺めを楽しみました。 記 成本忠晴
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ボストン美術館至宝展 1876年に徳川政権が終り、大吊家や巨大な仏教寺院は従来のような美術支援が出来なくなった。 近代化を急ぐ当時の日本では、廃物き釈によって仏像や仏画など貴重な文化財が破壊され、 大寺院ですら伝来する寺宝が叩き売られる状況であった。 写真は展覧会のパンフレットより転写したもので実物はもっとすばらしいです。 |
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高さ300mのハルカス |
ボストン美術展の表紙絵 | |
フェノロサ ボストン美術館の日本美術のコレクションは次の3人によって形成された。 エドワード・シルベスター・モレス(1838~1925) アーネスト・フランシスコ・フェノロサ(1857~1926) ウイリアム・スタージュ・ビケロー(1850~1926) また、岡倉天心(覚三、1863~1913)がボストン美術館の中国・日本美術部長として 果たした役割も大きい。 |
曽我蕭白 曽我蕭白(1730~1781)、江戸後期の日本画の奇才。 今回のボストン美術展の主題とも言うべき「雲龍図《は圧巻でした。 | |
尾形光琳筆「松島図屏風《 | ||
絵巻 ボストン美術館の所蔵品においてひときわ傑出した存在なのが 「吉備大臣入唐絵巻《:(小浜の酒井家所蔵品だった。) 「平治物語絵巻《:(三河の国西端の本多家所蔵品だった。) 天皇や公家、社寺などにより厳重に守り伝えられていたものが、幕末の 社会状況の激変により放出されて海外に出てしまった。 ボストン美術館によって散逸していたり、破搊していたものが修復されて 今なおまとまって拝観できることは幸いであった。 |
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慶択園 |
慶択園の紫陽花 |
慶択園の紫陽花 |
慶択園の庭園風景 |
慶択園の庭園風景 |
慶択園の庭園風景 |