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「喜寿の去年今年(こぞことし)」
成本 忠晴   
 2012年の晩秋は冬のような気候が続き、紅葉狩りの好季節もあっという間に過ぎてしまいました。
11月の初旬は実兄の葬儀もあって、四国松山への帰省となった。高速道路をマイカーでの往復ですが、80〜100km/hの速度制限も最低速度をやっと維持する運転でしか運転できず視力の衰えを痛感する苦労の運転です。
11月中旬は西国三十三所巡拝の最終寺である「谷汲山 華厳寺」への結願詣でをする。
息子の厄年を平癒にすごすようにと妻と息子の二人詣でに、付き合わされた。
折角の名古屋地区旅行なので、犬山城や明治村を再度おとづれた。
12月に入って、例年は賀状の準備をすのであるが、喪中につき年賀失礼のハガキの印刷を依頼して11月末に投函した。
12月22日は実兄の四十九日忌明け、納骨の法事に再度松山へ帰省する。自動車の運転は息子の車に便乗することにした。明石大橋経由鳴戸を経て四国に渡るので、淡路島の福良町で3年河豚(ふぐ)を食わせる料理民宿で旬のフグ料理をいただいて帰ることにした。
福良に料理民宿は約30軒あることが判った。3年河豚(ふぐ)のコース料理を食べて1泊2食で¥13,650が均一料金であるらしい。白子は別料金です。¥2.000を追加すると大きな白子料理が陶板焼きで出てきた。うまい。元気をもらったような気になる。
 南淡路ICから松山ICまでは約3時間を要する。松山自動車道は宇和島まで開通した。
更に約1時間45分で宇和島市に直行できる。急遽松山を通過して宇和島まで新鮮な魚を求めに行くことにした。
 宇和島城は藤堂高虎の築城、現在は江戸時代に改修され現存する12ケ所の天守の中でも江戸時代様式を留める貴重なものとして国の重要文化財に指定されている。
 「きさいや広場」が2009年にオープンして、 宇和島の食も文化もぎゅっと詰まって、新しい交流拠点として賑わっている。真珠も有名です。魚も新鮮なとれたての鯛や瀬戸内の魚が安価に売られている。¥1.000も出せば大きな鯛が入手でき。刺身や塩焼きにして持ち帰ることができる。

 年末の迎春準備は例年通り茨木の中央市場へ肉とカニを買いに行き、30日にはモチツキをした。今年の年末年始の暦は、土日を入れると12月29日から1月6日まで9連休がとれるらしい。北千里の娘夫婦達は親子4人でフランス パリで正月を過ごすらしい。
それでも、21日に冬休みに入った孫たちは、クリスマスがうれしいらしい。小学5年の孫娘はサンタクロースをまだ信じているらしい。クリスマスカードやケーキを持って参加した。正月は合えないというので、餞別やお年玉を兼ねてお小遣いを贈る。
 12月31日 大晦日は久し振りの好天気に恵まれて、大掃除をまねて1階のガラス窓拭きに奮闘した。疲れたころには夕方となり風呂に入って鏡餅を飾ったころには、NHKの紅白歌合戦が始まっていた。そのままテレビの前で聞き入り、除夜の鐘をききながら行く年くる年をきくまで起きていた。
 いよいよ2013年 平成25年 癸巳歳 の始まりです。
正月は晴天に恵まれて、初日の出を拝むことができました。
例年どおり午前8時に富田の 三輪神社に初詣に行った。
社務所で宮司さんにご挨拶をし、御神符 破魔矢、干支の土鈴を受ける。
久し振りに正月の来訪者も少なく、ゆっくりお屠蘇や御節料理を味わった。
 1月6日は孫たちの冬休み最終日曜日で、ヨーロッパ旅行の土産話を聞きに、モチをもって訪問した。パリ市内観光やモンサンミシェル、バルサイユ宮殿の写真を見る。ケイタイのスマホで見せてくれた。PCへの写真の取り込みとメモリーへの保存を推奨した。
 1月7日は七草節句で、スーパーでは七草のセットをトレーに乗せて売っている。
自分で野に出て七草を摘んで七草粥を作って食べるのとは違って、スーパーから買ってきてお粥を作って食べるのが常識らしい。
 正月の間 長い間 フィットネスクラブ を休んでいたので久し振りに行った。何時もの通り老人のたまり場で混雑していた。この日は第92回全国高校ラグビー大会の決勝戦があった。大阪の常翔学園高校と奈良の御所実業高校の対戦でした。17対14の接戦で常翔学園高校の17年ぶり5回目の優勝でした。フィットネスクラブの帰りに「VGふるさと農園」に立ち寄り大根を収穫し、たまねぎの成長を確認した。5月の収穫が楽しみです。
 5月といえば2年前に再会した「昭和34年(1959)4月 同期入社」の連中が思い出される。その時「喜寿で再会しよう」といって別れた友達が、今年は全員再再会出来るか5月の招待状が待たれる。今年の2月1日発行の「槻輪だより 100号」の記事として書いてきましたが、標題を「喜寿の去年今年(こぞことし)」としたのは、丁度今年が私の喜寿にあたりましていろいろ年末年始の事柄を日記風に表してみました。
「VG槻輪」が益々発展継続するとともに、わが人生もお天道様が長い寿命を授けて下さることを祈る次第です。

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