会員だより目次へ【 その2 : タヒチ事情 】へ【 その4 : 海のレジャー 】へ

南国の楽園 “ タヒチ ”へ ひとっ飛び
【 その3 : タヒチ島観光 】

 さあいよいよ首都パペーテと島一周観光です。
バスで一周しても約2時間、日本のガイドさんです。
ポリネシア諸島にはAD3C〜4C、台湾方面から海洋民族がやってきて、住みついたらしい。DNA鑑定で明らかになり、蒙古斑があるとは親しみを感じます。その海洋民族はさらにハワイやチリのイースター島に移動していきました。宗教は原始的なマラエと云う祭祀場とTIKIの神を崇めていましたが、西欧よりカソリックが入ってきて改宗してしまいました。
でも現在は民族意識の復活で古い習慣や言語の見直しが興りそうです。ホテルでタヒチアンダンスのショーもなかなか迫力のあるものでした。観光だけではなく宗教と伝統も意識にあるようです。民族博物館やゴーギャン博物館、自然公園は他国に比べれば物足りませんが、そのうち充実していくでしょう。
 ヨーロッパ人が来航したのは1767年、先ごろ日本でも観測された金星触観測の為イギリスの海軍がやってきました。
その2年後新大陸発見の命を受け、クック船長は4回も訪れました。
その後ヨーロッパ諸国がタヒチを理想化し、南国の楽園と次々と訪れました。その当時タヒチの首長が抗争を繰り返している中に、イギリスと手を組んだポマレ王朝が統一しました。しかしフランスも介入を続け、カソリックの浸透で結局フランスと合併協定が結ばれ、約90年の王朝は幕を閉じられました。
今の時代ならイギリスは黙って引き下がらないでしょう。
私達の周囲では今同じ事が起こっていて、ニュースに事欠かない毎日ですね。
 ポリネシアは火山の島ですので、小さい島でも2000m級のぎざぎざの山々が連なり、絶えず霧がかかっていて、水も豊かです。これが自然の豊かな証拠、樹木の種類も多く、食用・薬用になる実や葉が多い。道路脇では今日獲れたマグロ1尾つりさげて売っています。このマグロを刺身で食べるのもタヒチの名物の一つです。
トマトソース、オイスターソース、オリーブオイルとニンニク等混ぜたどろどろのソースをつけて食べます。
私達も食べましたが、あっさりしていて、なんともおかしなそのソースがよく合うんです。ルロットと名付けられた屋台集団の公園があり、夕方5時前にハイエース並みの車に食材と燃料を持ってきて、主に現地人と中国人がテーブルと椅子を並べ開店します。
中華・現地料理・ピッツァ・刺身等のメニューをうけ、あっという間に調子よく調理します。
 街の店はきっちり5時に閉りますので、滞在中の必需品やお土産はスーパーカルフールとショッピングモールで楽しみました。フランス産のあらゆるものが手に入りますが、結構物価が高くフランス並み。日本から持ち込んだラーメンやカレーやパックご飯で日本にいるようなキャンプ生活も味わいました。

このページの先頭へ戻る