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フランス旅行記
〜宗教寺院について〜
【ノートルダム大聖堂】

<1--スライドショー自体の背景色です。この画面では写真サイズをそのまま使いましたので背景の黒は表示されません。上の250と188を少し大きくしてやると背景色が現れます。-->



ノートルダム大聖堂
パリ中心部からタクシー約千円の所。
ヨーロッパにある数あるゴシック建築の中でも代表的な美しさを誇るローマ・カトリック大聖堂がまさに堂々と建っている。
ローマ時代ここは神話の神域だったとされ、ローマ崩壊後キリスト教徒は古代ローマ形式を模して集会場を建てた。
その後1163年ある司教により現在の建築物が着工され、私達が登った双塔が出来るまでさらに25年、最終的な竣工は当初より約200年後の1345年。
ここもフランス革命の洗礼を受けたのは例外ではなく、18C末フランス革命の襲撃を受け、礼拝堂の歴代の王の彫像が破壊されたが、後年世界遺産指定のための整備がなされた際、偶然土中から発見された。
私達はまずは双塔に登る為列に並ぶ事約1時間。ステンドグラスの素晴らしいバラ窓のある礼拝堂に入るにはまたまた長い列の後尾に付かねばならず残念ながら断念した。
写真
09 ノートルダム大聖堂 12C〜14C約200年にわたって建築される。
10 双塔の一方を後を追われるように400段余りの急なラセン階段を一気に登る。    パリ市内が一望できる。
11 屋上の回廊の各所にキマイラと呼ばれる想像上の動物が外来の侵入者を蹴落とすかのように睨みをきかしている。
12 もう一方の塔をさらに登る事約200段。天守閣のような最上階の暗い所にヴィクトル・ユーゴーの"ノートルダムのせむし男"のモデルになった鐘が静かに眠っている。
映画か少年少女名作集だったか、何か悲しい思いをしたように憶えています。

長い旅行記を読んでいただいて有難うございました。
歴史の重みに較べ、個人の人生とは如何にはかないか…はかないならせめて旅行をして楽しもうとは私ごとき凡人の考えです。
私は次の新しい旅に出かけます。
この画面で又お会いしましょう。
2012年8月18日   
記 上村サト子  
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