モンサンミッシェル寺院 パリより東に約60キロb。海を東に行けばイギリスに当たる小島。昔は干潮時しか道がなかった孤高の岩場の聖地。残念な事に現在では砂場のような橋が出来、海に浮かぶ教会と云う景観は普段見られない。 ここの名の由来は天使ミカエルが舞い降りた島、巡礼の道の一つと崇められている。 しかし時代を経るに従い僧侶が地位と権力を得て、建物は巨大化したが、民衆の力の結集であるフランス革命には勝てず、明け渡さねばならなかった。 ナポレオン時代には監獄として利用されたこともある。民衆の力が強かったからこそ、大修復がなされ、ユネスコ世界遺産になり、私達も自由に見学できるようになりました。 写真 6 迷いそうな位大きな僧院 この島の敷地内のホテルに宿泊しました。 本土側でバスを降り、電気バスで僧院の手前で下車、荷物はポーターさんにより手運び。 スーツケース三つもつポーターさんもいました。 7 沖のショセー群島の採石場から運ばれた石材で建設・増築され、 ますます完璧な防塞・要塞の構えで英国の攻撃に備えた。 屋上の石には工賃要求のため労働者の頭文字が刻まれている。 8 列柱廊と中庭 食堂・厨房・教会・寝室・古文書保存庫等に行くための分岐点。 大円柱・小円柱の組み合わせは視覚効果をねらい、下部の円型は耐震 |