シュノンソー城 国王アンリ二世(〜1559)が愛妾に贈った城。 美しく知的な彼女は建築・造園など事業に秀でた能力を発揮し、この城も後ろを流れるロワーヌ川の支流を利用して見事に増改築させた。 しかし国王死去後、正妻が愛妾を追い出し、自分好みに改装した。この正妻の死去後、約50年やはり女性王族の居城となったが、徐々にパリ方面に移動した。 その後フランス革命で貴族が社会より追放された。第一次大戦中には病院に、またレジスタンスの活動の場にもなりました。 女性の城と権力の争いは日本も外国も同じようです。 写真 10 シュノンソー城全景 この橋の前の左右に愛妾と正妻のイメージの真反対の花園がある 11 歴代、女性の城であったせいか、各室・廊下に新鮮な盛り花が見事。 その一つ、その背景の絵画にこの城の側面が描かれている 12 愛妾の寝室、 13 食料補給に便利なように川床の上に位置している。 |