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フランス旅行記
〜南仏からパリ〜

"こだわりのフランス浪漫紀行10日間"とのタイトルツアーに6月23日〜7月2日まで行ってきました。
浪漫紀行とは辞書によると、夢や冒険への憧れを満たす事がらとあり、何と大袈裟なと思っていましたが、いざ参加してみると、憧れというより現実的にツアー23人の中、最高齢の姉妹で体力的に冒険であったかもしれません。
でも、ローマ時代から現代まで文学・美術・哲学・軍事・土木・宗教・法制度・・・において想像を絶する高度な文化を目の当たりに接する事が出来たのは夢の実現だったでしょう。
 フランスはジャガイモの様な形をしていて、人口の80%程度農業にたずさわっているらしく、南仏の燦燦とした太陽の恵みを受け、平野部分が多く農作物が豊かそうに実っていました。
私達のバスはイタリアとの国境近くの地中海に面したニースからスタートしましたが、各地にローマ時代から高い文化の遺跡が多くみられました。
城郭や教会や居住部分には古い文化に誇りを持って維持に心がけている様子でした。
ゴッホやシャガールなどの南仏を愛した軌跡にも接する場面に出会える旅でした。
 一日約800Kmのバス走行で、パリから西60Kmに位置するモンサンミッシェル修道院の敷地内にあるホテルに着いた時は中世に迷いこんだみたいに思いました。
細い路地と石畳、すぐ迫りくる城壁の様な僧院の壁とレトロなレストラン。
対岸でバスを降り、敷地内用の電気バスに乗り換え、歩いてホテルと見学をしました。
深い信仰ゆえに出来た建物というが、余りの広さに迷いそうでした。ただ残念だったのは海の中に古城のように佇む写真がよく紹介されていますが、砂洲の中に道のような橋が出来ていたことでした。
 最後の二晩はパリ市内のホテル。文化と革命の象徴たるものをヴェルサイユ宮殿やルーブル美術館で通訳ガイドと学芸員からしっかりと説明を受けました。
夜はエッフェル塔の見えるレストランでフランス料理を味わい、あとセーヌ川遊覧を楽しみました。
正装で参加をとコメントがあったので、8日間フランクなスタイルで参加していた男性達が急にネクタイ姿で現われましたが、それ程でもないかとまたまたネクタイをとる次第。
料理の写真を見てもこの程度。日本の料理に勝るものなしと実感しました。
熟年世代の旅行は気楽さが1番です。ブランド物の土産を携えて帰国された方も多かったようです。私にはブランド物は関係なく、私自身旅行に行く事が冒険であり、その土地の様子を知ることが夢としてこれからも生きて行きたいものです。
      2012年7月20日
記 上村サト子   
※ 写真をクリックしていただくと説明が出てきます。




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