研修旅行で原子力発電所へ 関電おかかえ?の研修旅行は1,500円で豪華昼食付のバス旅行でした。 車窓からの景色は一面雪で真っ白、このきれいな景色が放射能で汚染されることがないようにと、祈るような気持ちでみながら、東北も雪で大変だろうと思いをはせました。 東北大震災の後なので、関電もPRに余念がなく、懸命に安全性を強調していましたが、質疑応答があれば、安全神話が完全に空論だったことが分かった今、廃炉の考えや、代替エネルギーのことなど、いっぱい聞こうと用意していったのですが、一切私たちが話をする時間はありませんでした。 PRに終始する姿は、逆に原発の終焉を予想するものでしたが…。 電力が足りなくて、少しぐらい不便になっても、放射能はお断りですよね!! 清水地区は私の居住区で、ご存知かもしれませんがふれあいネットとは、主に独り暮らしの老人の、声掛け見回りや、地域住民を対象にサロン会を開催し、住民同士のつながり・絆を深めるための活動をしている組織です。 昨年の漢字は「絆」でした。「絆」という字は、糸が半分で人と人が出合い一本の糸になり、そこで絆が結ばれるということだと、誰かが言っていました。 最近は以前のような隣近所の付き合いは希薄になっていますから、「絆」を結ぶのはなかなか難しいことになっています。ほんとに今は「隣は何をする人ぞ」てきな感じでしょうか。 昨年4月に私は当番制で自治会役員になり、副会長をやっています。 会長がやる気満々で、この自治会にはなかったふれあいネットサービスを立ち上げたため、ふれあいネット関係の仕事も必然的にやらざるを得なくなってきました。 そこで始めて自治会内の年齢別分布を見て、改めて高齢者(私もその中の一人ですが)の多さに驚き、これはぜひやっていかなければいけない活動だと思い知りました。 自治会役員を交代しても動けるうちは、この活動を継続し、それぞれに合った「絆」を深めて行き、地域全体でお互いに助け合い、災害に備えなければといけないと思うようになりました。 役員全員が無償のボランティアでやっていますが、それができるのも元気だからと、喜ばなくてはと思いなが・・・。 2012年1月27日 高槻晴れ、福井は大雪 文責 北村澄子 |