平成23年8月【日本三荒神へ参拝】 かまど(台所)の神様として知られます日本三大荒神へお参りしてきました。 (1)清荒神(きよしこうじん):宝塚市 (2)笠山三宝荒神(かさやまこうじん):奈良県桜井市 (3)立里荒神(たてりこうじん):高野山のちかく(吉野郡野迫川村) 台風12号の来襲まえに参拝したので、お山は静かでした。 TN |
||
清荒神(きよしこうじん) 兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地 蓬莱山 清荒神清澄寺(せいちょうじ) 896(寛平8年)に宇多天皇の勅願寺として建てられた 本尊は大日如来。鎮守社として三宝荒神社があり、 竈(かまど)の神様を祀る神仏習合による山号、寺名称です。 |
|
|
[清荒神(きよし)] |
[清荒神(きよし)] |
|
[笠山三宝荒神] 笠山三宝荒神は三千年の昔より笠山の鷲ケ峯に奉祀て、大和の神社、仏閣は三宝の守り神として崇拝した。 東大寺建立の良弁僧正も七夜の祈願をして大仏建立をした。 祭神は「土祖神=田の神、竈の神、火の神」「興津彦の命」「興津姫の命」です。 |
[荒神信仰] 神様には、和魂(にぎみたま)と荒魂(あらみたま)があります。 荒魂の神は極めて祟りやすく、これの畏敬の誠を実現しないと危害や不幸にあうと思われた。 仏教の伝来で、悪神が仏教に帰依したあと、守護神、護法善神とされた風習がつたわり、 荒魂を祀って荒神とした。 |
|
[笠山荒神(かさやま)] |
||
西日本、特に瀬戸内海沿岸地方の各県が荒神社が多い。 三宝荒神の三宝は仏教の宝である「仏、法、僧」をさすともいわれている。 竈の神の一種として、台所の神棚にお札を祀って災厄を防ぐのが普通です。 |
||
[立里荒神(たてり)] |
[立里荒神(たてり)] |
|
[立里荒神(たてり)] 鎮座地:奈良県吉野郡野迫川村池津川荒神岳347 御祭神:火産霊神、誉田別命(応仁天皇) 摂社(五社神社):天照大神、大山祇命(おおやまずみのみこと)保食命(うけもちのかみ)、市き島姫命、すさのうのみこと 弘法大師が高野山を開くにあたって、伽藍繁昌密教守護のため、板に三宝荒神を描いて古荒神の地に祀るとともに、壇上の鬼門にも荒神を勧請して高野山の大伽藍が成ったと言う。 |