鳥羽に十数年ぶりに行きました。 どなたも一度は訪れたであろう所、斜陽の行楽地と家族に不評をかうかなとヒヤヒヤしながら、企画しましたが、盛り沢山の観光スポットがあり好評でホッとしました。 3月下旬、例年より寒く、風も強く近鉄の駅を降りた時、遊覧船もイルカ島に寄れないとのこと、先ずは御木本記念館に行きました。 これが意外!映像やパネルや実験体験などが取り入れられて、子供達は結構印象に残った様です。 アクセサリーから芸術作品まで盛り上げた創始者の御木本幸吉の生涯をかけての探究心と資材とつぎ込んだからこそ、この分野で日本を近代文明国の仲間入り出来たと大人も再認識しました。 幸吉は鳥羽街道脇のうどん屋「阿波幸」の長男として、安政5年(1858)に生れ、家業を継ぐと共にあこや貝に核を植えつける実験を妻と内海の相島(おじま)で続け、遂に明治26年、世界で初めて半円真珠の養殖に成功したそうです。 昼食に記念館のレストランで「阿波幸」ゆかりの伊勢うどんを戴きました。 小指程の太いうどんに黒々としたたれ汁と香りの良い削りたての鰹節がかかっていて美味しいお味でした。 泊りはちょっと古いホテルですがプライベートのアスレチックと海岸があってこれが子供達にとって一番のイベントだったかもしれません。 記 S.U
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