VG槻輪会員だより
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東日本大震災体験記
第一章

 3月1日から娘一家が暮らす新浦安(千葉県 ディズニーランド 舞浜の隣駅)に行っていた。私はその十日後にあの大地震で震度6 という激震を体験しました!
 その時間 私は駅前のショッピングセンターの三階で買い物をし 2階へ下る階段を下りたところで、ガタガタという音と揺れを感 じ、「えっー、地震?」と一瞬たちどまった途端、今度は左右に 大きく揺れだし思わずすぐ側に居た若い女性と抱き合い「怖― い!」と二人で叫びました。
揺れは長く続き二人で円柱にしがみ付きました。
お店のテーブルが見えて「あの下にもぐろう!」と移動した時、 店員が2人「外に出ませんか?」と走り出てきたので共に階段 を駆け下りて外に出ました。
 駅前広場にはもう沢山の人々がしゃがみこんで小さい子供達の泣き声が聞こえました。
大人達は携帯を取り出してました。
私も大急ぎで携帯で娘に、高槻の夫に、遠方にはかかるかと九州にとかけましたが繋がりません!
揺れる度に腰をかがめる内にあちこちのタイルやコンクリートの割れ目から泥水がぶくぶくと溢れ出てきて皆が右往左往します。
私はそれまで一緒にいた女性と「どうぞ無事で!」と別れ徒歩十分の娘の公団への大道路にも泥水があちこちに出て歩道の飾りレンガはがたがたと盛り上がり、時折余震はあるし、靴の中もどろどろ、交差点の信号は消えて、車が四方からとろとろ。
その中をくぐり抜けてやっと高層マンション群にたどり着きました。
その角にあるいつも利用するコンビニに飛び込むと棚から物が落ちて散乱してました。
レジには買い物客の列が出来、私も取り急ぎ水、おにぎり、パンを確認する間もなくカゴに入れて並びました。
娘宅は11階建ての2階でドアの前に階段があり、そこに行くと娘は近所の方々と外に出ており、お互いの無事を確認し安心しました!
 がその後何度も余震がきて不安でした。
地震
店の前の地盤沈下
地震
歩道の飾りレンガ盛り上がる

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