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ベトナム・カンボジアの旅行記
“ 4日目 ”

4日目 “カンボジアの観光客の人気スポット遺跡巡り”
 まずは密林遺跡のベンメリア、地雷が撤去されて観光客が入れるようになったのは4年前の事だそうだ。大きな樹に囲まれた敷地の中に崩落した石の寺院や回廊が捨て置かれたまま、爆撃や宗教の遍歴が想像される。
現在1400万人の国民、ヒンズー教、イスラム教、仏教にカソリック、隣国のタイ、ラオス、ベトナム、フランス、米国対ロシアなどの脅威に翻弄されてきた国です。
1998年に終戦。
いまだに続く地雷撤去、その探知機の輸入先が米国や中国とは皮肉な話。
第1回選挙ボランティアの中田厚仁さんが不明の襲撃を受け、命を落としたと云うニュースはまだ私達の記憶に残っている。
これから入場料の要る世界遺跡巡りの為、顔写真入りのアンコールパスを作り、そのカード入れを首からぶら下げ、3日間に何度見せたことか、回数の多さに石の建物やレリーフがごっちゃになってくる。
やはり圧巻は世界遺産の池面に映る“逆さアンコールワット”である。
どこもかしこも神の化神であるコブラの彫刻でお出迎え。
75度の階段を上って最高の高さにある塔から下界を眺めてきました。
その塔の奥に日本字の落書きがあるとか、暗くてよく見えませんでしたが、寛永9年(1633)日本肥州之住人森本右近太夫・・ここに亡母供養のため仏4体納めると書いてあるそうです。
昔の落書きも今では遺跡のひとつ。
現代の落書き騒ぎも4−500年後には当時の文化を残す物と貴重がられるかもしれません。
途中で熊本ライオンズクラブが贈った小学校を見かけた。
国中、学校の数が足りないので午前・午後と二部制で通学している。
カンボジアではどこも暑さを避けて午後1−2時間昼休みをとるしきたり。
私達も毎日ホテルにもどる。
夜は宮廷文化の名残りのアプサラダンスとディナーショウ。
腰と手首の動きに見とれる。

熊本ライオンズクラブ寄贈の
現地小学校


アンコールワット神の
化身コブラが守る


シエルムアップ市内して
王宮ダンス他


シェムリアップ市
ベンメリア遺跡


アンコールワットヒンズー教
ラーマヤナ女神


アンコールワット最高塔へ
75段の階段


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