会員便り
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メールに嵌って

 公衆電話が少なくなって、とても困ることがあるので仕方なく携帯電話を持つことにしました。
 でも一ヶ月に一回使うか使わないかでしたが、最近弟から「メールをしてみたら」と言われてやってみることにしました。
 何とかできるだろうと思ってはじめてみました。
ところがこれがなかなか大変。私は機械が大の苦手。マニュアルと首っ引きでキーを打つのですが今のマニュアルは初心者や年寄りには不親切で、基本的な取り扱いは省略されていたり掲載場所が分かりにくかったり、数字の変換にしても「変換」というキーはなく、どこを押せばいいのか。
 やっと見付けたら今度は一瞬の間に画面が消えてしまって元にもどせない。
買った店へ教えて貰いに行ったり電話で聞いたり、苦心惨憺やっと始めて「送信しました」「決定」という画面がでましたが電話で「届いた」と聞く始末。
 今は絵文字を入れたり、単語登録も覚えてすっかり嵌(はま)っています。
用事もないのに日に何回もメールして、おばあちゃんの相手をしてくれるのも大変だろうなと思いながら。
 これなら何とかできるだろうと思ったのか、弟がパソコンをプレゼントしてくれました。
 さあこれからどんな苦労が待っているのやら、携帯メールの比ではないかも知れません。
文責 牧戸 富美子   

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