会員便り
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5月の植物園を散策


平成21年5月19日、ゆっくりと京都植物園を散策しました。
よく植物園に行きます。植物園は、その季節を一番反映していてその上、木や花に教えられることが多いのです。今日もたくさんのことを花が教えてくれました。
私の友人が、この植物園でボランティアガイドをしています。植物の名前や育て方のみでなく、園内には多くの小鳥がいるのでその説明もするそうです。
入園者は、外国の方も多く、英語でのガイドもよくするそうで、お客さんから教わることも沢山あるそうです。
お客さんが少ない時には、園内の清掃や、植え替えの支援もするとのこと。

バラ園
バラ園は、ちょうど見頃でしたよ!!
ボリュームある株には沢山の花がつき、花の色も一際鮮やでした。
バラ園には、約250品種、2000株が植栽展示されているとのこと。
京都でも有数の規模のばら園で、人気の品種から古品種まで幅広い品種があり、京都にゆかりの名称がついたバラ「嵯峨野」、「桃山」など観賞出来ます。
大岡 成一  

食虫植物
→ 無憂樹(ムユウジュ)の花
仏教三霊樹の一つで、お釈迦様の母君がこの花に触れようとした時、お釈迦様が右脇腹から歩み出て「天上天下唯我独尊」と唱えたと伝えられています。インド、タイ、ミャンマーの寺院ではムユウジュの並木が多く見られます。
仏教三霊樹の残り二つは、インド菩提樹と沙羅の木(サラノキ)で園内に植栽されています。

無憂樹の花
↑ 植物にもかかわらず、虫を捕らえ、その養分を吸収して生きている不思議な植物です。
食虫植物の捕虫方法には次の5つに分けられるそうです。
@粘着式:粘着捕虫、Aバネ式:二枚貝の閉合運動をする、B落とし穴式、C吸い込み式、D誘導式など知能犯ですね。
高槻市の京大古曽部温室では、以前食虫植物の研究をしておられたそうです。

奇想天外の花
← 奇想天外の花
その名の通り奇想天外な植物です。2枚の葉が一生涯伸び続けます。寿命は2000歳を越すものがあるそうです。
→ ホーガンの木の実と花
花は朝7時ごろに開き、午後4時ごろまでには落花するそうです。
花には芳香があり、香水の原料として研究されています。
実は、砲丸投げの玉にそっくりです。

ホーガンの木の花


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