ホテイアオイとメダカ 今年も7月26日朝、玄関の素焼き水瓶のホテイアオイが淡い花を咲さかせて“おはようございます”と挨拶してくれています。 ホテイアオイは明治時代の初期にアメリカから持ち込まれ逸出して広がったとされています。 現在は暖地の池、水田、水路などに繁茂し、水の流れを妨げたり、水中に届く日光を遮断することなどから害草とみなされている。 西日の当たる我が家の玄関では夏の間中勢いよく成長しますので、根と茎を適当に切り落として手入れをしています。 この旺盛な繁殖力を活かして水質浄化への利用も試みられているが、繁殖した植物体を定期的に回収する必要があり、いまだ試験的な段階とのこと。早く実益のある浮き草となって欲しいものです。 平成20年7月26日 |
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メダカは、童謡「めだかの学校」にもうたわれたように、昔は小川に群れて泳いでいた。 しかし、農薬や除草剤を田んぼで使用され、小川がコンクリートの水路になるなどの諸要因等により野生のメダカが各地で減少してしまった。環境庁もレッドリストにメダカを記載し絶滅危惧種に指定された。 我が家では、素焼きの水瓶にホテイアオイとメダカを大切にかっています。 金魚・メダカの水槽にホテイアオイを入れるとダメとよく聞きます。 これは繁殖力旺盛なホテイアオイは水槽・池なりの表面全てを覆ってしまうことにより、日の光はすべてホテイアオイに吸収され、水中には届かなくなってしまいます。 そうすると当然、水草などの水中植物の光合成が妨げられ水中の酸素がなくなってしまいます。 ホテイアオイの思い切った選定削除が大切です。 |