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“ 菜の花忌母 ”

T.N   

司馬遼太郎記念館
日本大衆文学の巨匠である司馬遼太郎(しばりょうたろう)(1923.8.7〜1996.2.12)氏は、 東大阪市に、生存中の自宅と安藤忠雄氏設計の建物で構成された記念館があります。
菜の花忌(司馬遼太郎記念館)
毎年2月12日は「菜の花忌」で全国のファンの来館も多い。
記念館は入り口から雑木林ふうの庭を通って数々の作品を執筆した書斎を窓越しに見ながら回廊を伝って記念館へと導かれます。高さ11m、3層吹き抜けの大書架、2万冊の蔵書が一望できるのは、なんと言っても圧巻です。
地下1階にはホールがあり、司馬氏の生涯を常時映像しているし、講演会やコンサート も開かれるそうです。

[執筆した書斎]

[執筆した書斎]

→[花供養碑]
自筆の歌碑
  「ふりむけば 又咲いている
            花三千 仏三千」
2006年春、河内長野市にあった文化、リゾート施設から移設した。
高さ1.2m長さ2.3mイタリア産カナリア石(大理石の一種) が広大な庭の一角にあり、菜の花に囲まれて佇む。
↑[執筆した書斎]
書斎は庭に面している。一寸斜めになって原稿を書く癖にあわせて、 机は手元の側で緩やかなカーブを描いた変形仕様です。机の上は 万年筆など筆記具や原稿を推敲するさいに使った色鉛筆や大きな ルーペなどがそのままおかれています。

[花供養碑]

[利用案内]
所在地:〒577-0803東大阪市下小阪3丁目11番18号
電話番号:06-6726-3860
開館時間:午前10時〜午後5時
入館料:大人は500円、高・中学生は300円、小学生は200円
駐車場:5台、バスなど団体は事前要予約

[記念館回廊]

[記念館回廊]

[記念館回廊より庭園]

[記念館入り口の菜の花]

[旧司馬遼太郎邸宅]

司馬作品で発行部数の多い著書ランキング(単行本、文庫本合計)
1位:竜馬がゆく(2,125万部)
2位:坂の上の雲(1,475万部)
3位:翔ぶが如く(1,070万部)
4位:街道をゆく(1,051万部)
5位:国盗り物語(  674万部)

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