会員便り
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“秋の紅葉を楽しむ:大門寺”

 国道171の西河原交差点から府道茨木亀岡線を北上すること約5Kmでゴルフ場「あいがわCC」への道を入る。
昨年までは銀杏並木の黄金のトンネル街道でしたが、今は道路工事で砂漠街道です。
大門寺への案内板に沿って進む。
木立ちの中に静かで紅葉がすばらしい大門寺がある。
紅葉の大きなドームで覆われた参道を進むと山門へ。
山門をくぐると又、趣きのある紅葉と静寂の世界です。
大門寺は真言宗仁和寺の末寺で、771年(宝亀2年)に開成皇子が霊地を求めてこの地に来た折りに、多聞天の化身にあったことから草堂を建てたのが始まりだといわれています。
また、本尊である「木造聖如意輪観世音菩薩坐像」は、当時の開成皇子が香木に彫刻したものであると伝えられています。「木造四天王立像」と共に、国の 重要文化財に指定されています。
山門から外を見ると紅葉のカーテンでおおわれています。
大門寺は、春は梅や新緑、秋には見事な紅葉と四季折々に姿を変える静かな境内です。
阿武山の絶景とも向い合って美しく、とても素晴らしい。

現在、茨木亀岡線は、安威川ダム建設のためかダンプ街道で歩行が非常に危険です。
大門寺の近くは、道路建設中で日々変化しています。
あの静かな環境がなくなるのではないかと非常に心配です。

大きな写真で紅葉を楽しんで下さい。
大門寺への参道 山門から外を見る 参道の下に新しい車道を建設中

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