会員便り
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古墳と観音の里
〜北近江歴史塾〜
湖北の観音さま

報告者 S.O     

古墳と観音の里
日時:平成19年6月5日(火)14:00〜
場所: 高槻市生涯学習センター多目的ホール
内容:講演会:湖北の観音さま
   映画上映 古墳と観音の里

 高槻市の昔は高月と言い、滋賀県湖北の高月町の昔は 高槻と言った様です。
こんな関係からか、高槻市民が平成18年10月21日琵琶湖西岸の高月町を訪問し、イベントや散策を満喫、JR高月駅前で、北村又郎・高月町長と奥本務市長が友好記念の「けやき」を植樹された関係にある。
 高月町は、私の生まれ育った故郷(長浜市)の近郊で、自転車で観音さんを見に行ったものです。

 高月町学芸員佐々木悦也さんが方言の暖かい言葉を説明されながら観音さまや風俗の説明されました。
子供を授かることを、「子供をもらぁつた」とか、ものを始末することを「やすんでもらう」など何時も敬いの言葉で会話が進められる土地柄です。
又、この土地に多くの観音さまが保存されたのは、あの戦国時代に神社仏閣が焼き払われたが、地元の方々が観音さまを土の中に埋めたり、水の中に沈めて、お守りしたとの事です。
滋賀県伊香郡高月町「町制50周年記念」として湖北の無窮の歴史を記録された、映画「古墳と観音の里」が 上映されました。
この映画では、多くの遺跡の成り立ちを端緒として、各村落に残る観音の一体、一体に光を当て、いかにこの地の人々が文化を大切に継承してきたかを物語っている。
行事として「おこない」や「野神まつり」のしきたりが今に引き継がれています。

高槻市生涯学習センター多目的ホール定員300席は、満席で立ち見席まで満員でした。
これも、 JR 高槻駅からJR高月駅まで新快速で乗り換えなしで行けるようになった為に 高槻市民が関心を多く持っているからではないでしょうか。
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