会員便り
目次

“上宮天満宮 てんじん春まつり”
神事・邦楽公演・ガーデンパーティの報告

背景は雅楽風景。
各写真の背面もご覧下さい。

平成19年4月28日上宮天満宮で「てんじん春まつり」が開催された。
11時〜16時:野点 境内庭園 慣例てんじん茶会
10時〜15時:竹工/木工教室 境内 NPO 法人幸せな家庭環境をつくる会
神事は17時から雅楽の先導で本祭殿へお参りし、本祭殿前で神事が行われた。
雅楽公演は17時半から絵馬堂前で18時半まで「いちひめ雅楽会」の公演が行われた。
18時半からガーデンパーティが静かな庭園で行われた。

「てんじん春まつり」は上宮天満宮 代表 森嘉和(もりよしかず)さんが就任され10年になり記念の一つとして今年第1回の開催です。今後も続けたいとの挨拶があった。
いちひめ雅楽会は、会長 飛騨富久先生のもとで、20年の歴史があり、 京都を中心に全国各地で活動 をしておられます。
同志社、立命館、龍谷、佛教各大学における学部設立に寄与されてこられた。

雅楽の先導で参拝/神事

浦安の舞/飛騨富久先生の説明

蘭陵王 舞楽
「蘭陵王」とは、中国南北朝時代の末期におきた北朝の斉(北斉)の武将・高長恭のことです。
唐の時代、長安にいた武人・蘭陵王長恭の戦いに由来。
あまりにも蘭陵王が美男だったため、竜頭のお面をつけ戦いに挑み、勝ち戦でその名を残すためのめでたい舞の一つです。
舞楽の中でも警戒の舞として有名だそうです。

公演前に飛騨富久先生の雅楽の舞の説明がありました。
浦安の舞
昭和天皇御製「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」 が神楽の歌詞となっている。
昭和15年11月10日に開かれた「皇紀二千六百年奉祝会」に合わせ、全国の神社で奉祝臨時祭を行うに当たり、宮内省楽部の楽長である多忠朝が国風歌舞を下地に作曲作舞した神楽舞である。

登天楽 舞楽/鑑賞風景

ガーデンパーティは、境内庭園で石川利光先生の尺八のお話があり演奏が行われた。
上宮天満宮の静かな庭園の夜桜の下で「かがり火 竹灯り」の中での尺八の演奏を聞くことが出来感動しました。
石川利光先生は、大阪府出身。
大阪邦楽ゾリステン代表。
石の会主宰。
国際尺八研修館常任講師。
国際的に活動をしておられる方です。

蘭陵王 雅楽/森代表の挨拶

石川利光先生の尺八/竹灯り

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