表紙へ戻る

★不老水(ふろうすい)

 能因法師は日常生活に必要な水としては「花の井」から得ていたようであるが、老いを知った能因法師は、不老不死を願い、特に煎茶に用いる水を汲んだのがこの井戸、不老水であったとされている。
かつて、この井戸の名声は高かったようで、大正11年(1922年)発行の大阪府全誌に「寒冽にして茶に適し、その名遠近に喧傳して、普く茶客の知るところなり」と記載されている(高槻市教育委員会名の解説掲示板による)。

不老水
 名水スポットとして、大阪府内では五ヶ所選ばれている(内一ヶ所は環境庁の名水百選に指定されている)が、その内の一つがこの不老水である。

次へ