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★★★銭塘江★★★
銭塘江は逆流で有名な川で、全長が約610キロメートルで、一年中一番激しいのが旧暦の8月18日です。
その時は、10万トンの海水が、25キロメートルの時速で、80キロメートルぐらい走ります。その逆流を形成する原因は主に二つあり、その一つは太陽と月の引力、もう一つは銭塘江の河口はラッパ状で杭州湾に接しており、川の幅広い所が100キロメートルで、川の奥のほうにくるとその幅が3キロしかない、という地理的条件によります。
高潮の時、海水が川の奥へ行く程盛り上がります。奥に行くと川の幅がますます狭くなるため潮も高くなり、そして2・3メートルの飛沫を上げてごうごうと大きな音を立てて次から次へ逆流します。
はっきりと観賞できる所は杭州から50キロメートル離れている塩官です。
世界で、逆流観賞できる場所は2ヶ所しかありません。もう1カ所はブラジルのアマゾン川です。
★★★銭塘江大橋★★★
六和塔から見下ろすと銭塘江第一鉄橋が見えます。
それは1934年8月8日から1937年9月26日にかけて造られたものです。
全長が1453メートルで、上はニ車線の道路で、下は鉄道になります。
当時、外国の橋専門家は銭塘江のような沙の多い川の上に橋を作るのは不可能と断定しましたが、いろいろな困難を克服して、ようやくこの大橋を完成させました。
銭塘江大橋は、南北を繋ぐ中国の初めての鉄道と道路両方に使用できる橋であり、中国の橋建設史のパイオニア的存在です。当時も今も,交通の重要なポイントともなっています。
今、銭塘江の上には六本の橋があります。