”蛍の楽園”見学
日時:平成18年6月25日 21:00〜 梅雨の合間で蒸し暑い夜で、風の少ない曇っている蛍を見るに絶好の天気でした。 案内:蛍を守る会 松尾 昇 さん 場所:高槻市原 芥川上流千原橋上流右岸 摂津峡大橋下流右岸 高槻市に自然の蛍が帰って来たと聞いていましたが、本当にどの程度帰って来たのか確認するために、蛍の鑑賞を行いました。 蛍の鑑賞すると言えば、 「ホー ホー ほ〜たるこい〜 ・・・」の歌がなつかしい。 一方、女流歌人・和泉式部の ”もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る” を思い出す。 S.O |
22:30頃 摂津峡大橋近傍 |
22:30頃 摂津峡大橋近傍 |
松尾さんのお話では、「1週間ほど前はも〜っと多く居ました」とのことですが、手の届く岸には居ませんが、対岸の木や川の上をゆったりと舞ながら飛んでいる蛍を見ることが出来ました。 蛍の棲息や繁殖には、幼虫の餌となるカワニナの確保が欠かせない。そのカワニナが生きていける条件として、彼らが成長しやすい水質であることと、水底にカワニナの餌となるケイソウがふんだんにあることが求められる。さらに蛍の産卵場所や幼虫のゆりかごとなれるように、水辺には、ミズゴケや土も必要です。 この川上に魚の養魚場があり、カワニナの生息に適した場所なのかも。 少しでも元の自然に戻り、蛍が多くなることを望む一方、見学者には見学者のマナーが必要です。 コンクリート製の川の中には蛍は住めないのですから、蛍のいる場所へ見に出かけるとととなる。蛍生息地の住宅や田畑の方に迷惑にならない鑑賞マナーが必要です。 |