”市政見聞会 報告”
学校現場における食育と地産地消の取り組み
(その2 高槻市の学校給食について)
津之江小学校校長のお話し |
☆おいしい給食 ◇和風、洋風、中華等いろいろ組み合わせの献立 ◇旬の食材を使った献立 ◇だし、スープ、カレールウ等を手作りし、加工食品は、出来るだけ使わず手作りの味を大切にする。 ◇給食時間に合わせて温かい給食を提供する。 ☆安全な給食 ◇有機農産物の一部の野菜、果物の使用 ◇食品添加物の少ない食材の使用 ◇徹底した衛生管理 ◇石けんの使用 |
学校給食の説明風景 |
☆職域を広げる給食 <いろいろな食品の使用> 子どもたちが、給食で始めて出会う食品も少なくありません。より多くの食品と出会えるよう、いろいろな食品を使います。 ◎ひじき、凍り豆腐、切り干し大根、もずくなど昔から食べられている食材 ◎家庭で使う機会が減っている豆類などの食材 ◎ズッキーニ、モロヘイヤなどの新しい食材 <国際理解教育> 料理は、その国の風土や歴史、文化を知る上でとても参考になります。 ◇世界の料理 ◎韓国・朝鮮料理・・・ピビンバ、トック、ナムル ◎ロシア料理・・・ボルシチ、ピロシキ ◎タイ料理・・・トートマンプラー、パッ・ウンセン ◎フイリッピン料理・・・アドボ ◎インド料理・・・ナン、チキンカレー ◎中国料理・・・麻婆豆腐、青椒肉絲 ◎メキシコ料理・・・チリコンカーン ◎スペイン料理・・・パエリア |
学校給食の試食 |
☆栄養面で考慮していること ◇植物せんいの摂取量を増やす @七分づきの高槻米を使用する。(高槻米は、全体の4/5の回数) A米飯の時は、割麦を混ぜる。(ピラフなど一部は除く) B植物せんいを多く含んだ食品を取りいれる。 ◇鉄分の摂取量を増やす 鉄分の多い食品を取り入れ、食べやすい献立の工夫をする。 ◇脂肪エネルギー比を30%以下に抑える。 生活習慣病の予防を考え、脂肪による摂取エネルギーを全体の30%以下に抑える。 ◇野菜の使用量に注意する。 |
津之江小学校生徒のあいさつ |
<日本の食文化の伝承> その地域の自然や、そこに暮らす人々と深く関わりあって生まれた食文化の伝承は重要です。 ◇行事食 1月 お正月 雑煮、煮しめ、田作り 七草がゆ 2月 節分 いわしのかばやき、福豆 3月 ひなまつり 五目ずし、ひなあられ 5月 こどもの日 ちかき、かしわもち 12月 冬至 カボチャのポタージュ 7月 デザートの日 3月 バイキング給食 6年生卒業前 ◇郷土料理 各地域の特徴ある献立をとり上げて、食文化をしります。 ◎沖縄県・・・チャンプリー ◎長崎県・・・ちゃんぽん ◎北海道・・・ちゃんちゃん焼き ◎静岡県・・・筑前煮、など |
学校給食の試食風景 |