会員便り
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グルメの旅”ふぐを求めて”
その2/2(別府を訪ねる)


非常に静かな別府湾で日の出の変化を楽しむ
→竹瓦温泉
明治12年(1879)創設で、当初建築されたものは竹瓦葺きの浴場であったため、改築されて瓦葺きになっても、竹瓦温泉の名称がついた。
その外観は別府温泉のシンボル的な存在となっています。天井の高いロビーは昭和初期のイメージを残しており、湯上りにくつろげるスペースとなっています。名物の砂湯は浴衣を着て砂の上に横たわると砂かけさんが温泉で暖められた砂をかけてくれます。
大正から昭和初期の市営温泉は、非常に個性的で特徴的なものが多く、駅前高等温泉や竹瓦温泉は、当時の温泉建築を代表する建物のひとつである。

1月10日から砂湯は改装の為閉鎖されていた。
↑花菱ホテルよりみる日の出
花菱ホテルは明治37年に楠町に開業され、大正11年現在の北浜に花菱旅館が開かれ、別府の街自体の隆盛に歩調を合わせるように繁盛している。
 戦後花菱ホテルに改名し、全国で99番目の政府登録旅館となる。総客室数150部屋に年間10万人の客様をお迎える別府湾に面したホテル。
眼下に広がる海を見ながら、屋上の露天温泉につかる。 身全体で自然を感じ、時間を忘れ、身も心も解き放された。
”↓ ふぐ松” ホテルから徒歩5〜6分。
豊後水道のフグにこだわる、別府を代表するフグ料理の老舗。薬味には、大分特産のカボス・ふぐのきも・きざみネギが、フグの淡白な味をより引き立たせています。
三代に亘るフグ料理専門店で、年間を通して内海もののトラフグが食べられるそうですが、なんと言っても冬のふぐが最高。大分以外では食べられないふぐのきもや、真子や白子の塩焼きなどが、ふぐの形をした器で次から次に出てくる。帰り女将さんがうちの料理はもたれませんよと言われましたがぞの通りでした。
ビールとふぐのヒレ酒がうまく、少し飲み過ぎ。
←ふぐの刺身
 ふぐと言えば山口県の下関市が有名だが、実は大分で極上のふぐを食べることができる
。大分ではふぐのことを「ふく=福」と呼び、さらに豊後水道で獲れる「シロ」=とらふぐのことを大分の漁師やふぐの料理人たちは「だいまる」と呼んでいます。
 とにかくうまい魚を産出することでは一級品だといわれる大分県豊後水道域。魚の餌となる海藻や小魚が豊富であること、そして何より潮の流れからくる海水の混ざり具合、ひいては塩水の具合が魚にとっては極上なのだといわれています。

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