会員便り
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JT生命誌研究館を見学して



 宇宙っていつから?、そして地球、太陽、月、星等々どの様に出来たのであろう。
私は幼いころ”この空のどこに塀があるのだろう”と思い、今も尚この疑問と不思議な存在に迷い続けている。
天体の中の唯一つ生物が存在すると言われる地球。
そこに生息している動物についてこの研究所は生命の営みについてより深く研究を続けている。
気の遠くなる様な約38億年前に微生物が出現、やがて地球の変化(進化)と共に現在の形の動物が生まれた。ダーウインの進化論、メンデルの法則等学校で学んだが、あらゆる科学者、化学者達によりずっと研究は行われている。
この展示館は主に蝶・虫等の進化(成長)の過程が解り易く展示している。
然したった一度だけの見学ではすべて理解し得ない。
私が最も興味を持った展示物は堤中納言物語に出てくる姫。
虫を愛(め)で自身、蝶の様に振る舞い。蝉の様な声であったとか。
虫に因んで歌を詠み、その魂を詠みとったのであろう。
まさに一寸の虫にも五分の魂!!

N.Y            

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