芥川城西橋下流の堤防に
”ヒメボタル”
VG槻輪 副会長 神保 吉孝
芥川堤防にヒメボタル(姫ホタル)平成18年5月13日頃から見られるようになりました。
5月18日夜9時30分の時点で30匹程度飛んでいました。 姫ボタルは30年前には、津之江公園付近や芥川、女瀬河堤防全体にたくさん乱舞していたのですが、今では激減してしまいました。 姫ボタルは陸生で成虫出現期は5月中旬から7月中旬までの2ヶ月位の期間があり、後尾後のメスは卵を土の中に産みつけ約30日で孵化します。 幼虫は体長約2mmでオカチョウジガイやベッコウマイマイ類などの小型の陸生貝類を食べて成長します。成虫の雄の体長は9mm、メスは7.5mm。 メスは下の羽根が退化しているために、飛べない。したがって、卵を産む場所が限定される。 芥川堤防で姫ボタルが生き残っている場所の生体系を守り育て行くために、「国土交通省淀川河川事務所」や「高槻市公園緑政室」に堤防の「姫ボタル」保護出来る除草作業をお願いしています。 平成18年5月19日 |
|
ヒメボタル(メス) |
|
姫ボタル保護の掲示板 | 姫ボタル保護の区間 |