VG槻輪活動
目次

生活支援活動
支援活動を一歩ずつ進めよう!


  アンケートの結果
 五月に実施した「生活支援活動」のアンケートは、事業項目が43項目にも亘りましたが、殆んど全項目に対して会員のどなたかが対応していただけるというありがたい結果でした。VG槻輪会員のボランティア活動に対する高い意識と優れた対応力の表れと、高く評価するところです。
 今後高槻市市民公益活動サポートセンター(以下、単にセンターという)から会員に支援要請がある。多数の会員がおられるのでセンターの活動をサポートするために窓口担当の会員が中継・調整する。

  活動の調整が肝心
 支援活動は、センターからの要請を受けて、まず依頼者の要望を聞き、現場・現状を確認した上で、対応可能と思われる会員を中心に、進め方(方法と必要工数など)と日程などについて相談・調整する。
 実施できる事業となった場合は、調整した内容をセンターと依頼者へ伝え、了解が得られれば実施することを決定する。決定した実施内容は、特に実施日の確認を中心に依頼者・センター及び実施者(活動提供者)の間で確認を徹底します。一方で相談・調整した結果、事業内容・日程・安全性などの問題で、対応できないというケースもありうる。 今後の活動支援を続けて行く上で、この相談・調整の過程が尤も大切なことであると認識して取り組まねばならない。

  センターの活動支援活動
 センターのシニアマッチング事業は、高槻市の福祉事業の一環で取り組まれているものであるが、活動についての考え方が二つあるようだ。
 その一つは、活動は@資格を問わないもの、A危険でないもの、B商売としないもの、C継続しないもの、という考えである。言い換えれば、仕事に著しい危険が伴わず、資格を要しない比較的簡単なことを、長期に亘って同じ仕事が続くものでない(スポットでの対応)、そして商売とはしない、という類の活動に対応してゆく考え方といえる。その第二点は、基本的には健康な高齢者市民に対して、生きがい・やりがい、張り合いなどを提供する場としてシニアの活動を求める、としていることである。事業を実施した結果として、支援を要請した市民(依頼者)に役立つ事業となるという考えである。行政の立場からは、提供会員(高齢者)の活動の場つくりが基本のようである。一般的に依頼者の要望を行政がボランティア組織に要請している、と受け止めているものとは違うようである。
 しかしわれわれとして必要かつ大切なことは、行政の考え方を理解し踏まえて、マッチした活動の機会を有効・タイムリーに実行して、積極的に貢献し、併せて自分たちの活動基盤を強化してゆくことが最も重要な観点といえる。

  身の丈にあった活動を
 われわれがマッチング事業を今後進めていくに当って大切なことはもう一つある。それは"できることを、できる時に、できる人が、できるところで"、という身の丈にあった活動に徹するという姿勢であろう。
 ケガの防止という安全面は勿論であるが、「末永く、コンスタントに、みんなが協力し合って、確かな活動」、を進めることが基本である。決して無理をしない、背伸びをしない、逆に引っ込み思案やしり込みもしない、という現実的な活動を進めるべく心懸けたい。

  受け払いはキッチリと
 われわれはボランティア活動であるから、シニアマッチング事業で利益を生むことは目的ではない。しかし実施した事業(活動)に対して、交通費と定められた基準にもとづく謝礼を受け取ることは、何ら臆することなく毅然として受け取ることとする。交通費は定額?一回(均一、500円、一人あたり)、謝礼(作業の内容により依頼者・提供者双方で決定、センターが仲介)及び活動に要した器材など(実費負担)を基本としている。活動完了後は後始末の後、精算を行い、依頼者には領収書を手渡す。

  活動報告と評価をこまめに
 活動支援を行った事業はセンターに所定の様式の活動報告書にて報告する。会員の活動記録もセンターへの報告書のコピーを保存していくように考えたい。またセンターと会員との間に金銭の受け払いは一切発生しない。
 活動報告書には該当欄への正確な記入は勿論のこと、コメントとか報告・感想欄などには提供者のできる限り詳しいコメント、意見・感想、課題などを記入されたい。
 1件ずつの情報がシニアマッチング事業に対する大切な評価であり、評価の適切な分析と蓄積がわれわれ会員としての貴重なノウ・ハウの形成・共有に繋がってゆく、と考えられる。

 平成20年7月以降センターからの要請を受けて提供活動への対応を歩一歩と進めていくことになる今後活動支援をしていくにはいまある会員相互の信頼性と連帯感が前提となるが、提供活動の実行の中でより一層の信頼性と連帯感が強化され、活動が発展・充実して行く事を会員全員で目指そうではありませんか。
 会員各位の温かい・力強いご理解・ご協力をお願いします。

 以上   

記  生活支援活動 推進責任者 M.S   



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