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地域社会づくりフォーラム
農を基にした自然循環型地域社会づくり

有用微生物応用研究会
第11回 自然農法・EM技術交流会 京都大会
「農を基にした自然循環型地域社会づくり」
日時:平成18年2月19日(日)
場所:国立京都国際開館 大会議室
 環境問題、食の問題が取り沙汰されて数十年が経ちましたが、近年トリインフルエンザや米国における狂牛病騒動など、混迷の様相を呈しています。
  これらの問題を根本的に解決するには、「大量生産、大量消費、大量廃棄」の生活スタイルを改め、自然に即した生活スタイルを確立していく必要があります。
  自然の循環系は豊かな恵みをもたらしますが、それを支えているのは微生物です。私たちは微生物の働きを活用したEM技術を導入し、自然農法の普及、環境浄化運動を積極的に推し進めています。・・・有用微生物応用研究会 京都大会実行委員
来賓挨拶:京都府知事 山田啓二氏
南知多町の事例発表をされました。 南知多町は、愛知県知多半島の先端に位置し、豊かな海の恵みを受けながら発展してきた町で、古くから伝統ある文化が栄えてきました。 近年は、地域産業の衰退・若い家族層の流出・高齢化等による急速な過疎化、またそれに伴う後継者不足からなる田畑の遊休地化も町の元気を失わせている要因となっています。 こうした中、農を基に自然循環型の活力あるふるさと創生を目指し活動している「NPO南知多環境浄化とふるさと創生の会」の取り組み事例を発表されました。
パネルディスカッションは、南知多町の事例発表をベースに、市民と行政が連携して推進している様々な活動を報告しつつ、自然循環型地域社会づくりに向けた課題や提案等について議論を展開された。
パネリスト
  ・愛知県知多郡南知多町関係者
    森下利久氏(南知多町 町長)
    滝本全浩氏(NPO南知多環境浄化とふるさと創生の会 理事長)
    石黒正重氏(NPO南知多環境浄化とふるさと創生の会 副理事長)
    熊崎 巖氏(農事組合法人光輪 理事長)
  ・ツルネン マルテイ氏(参議院議員)
  ・比嘉照夫有用微生物応用研究会 会長(琉球大学農学部教授)
総括は、比嘉照夫教授がなされた。
日本の食の自給率は40%、一方遊休田畑は8.2%になっている。
まちおこしのリーダは、トップのリーダシップにかかっている。 実行しやすい仕組みを作らなければならない。
農業も安全・快適・低コストで高品質でなければならない。 それを技術的にサポートする一つがEMです。

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