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交流サロン 高槻市の福祉の現状と今後について

第16回 交流サロン報告
1. テーマ : "高槻市の福祉の現状と今後について
2. 講 師 ; 高槻市 福祉部 福祉政策室長  神門 明氏
3. 日 時 ; 平成17年6月4日(土曜日)PM1:30〜3:30
4. 場 所 ; 高槻市市民公益活動サポートセンター会議室
5. 目 的 ;
  福祉の法制度の変更、財政的変化、人口減少、高齢化、少子化等がハイスピードで迫って来て、社会弱者等の福祉の於いて、問題が山積みの感じを受けます。
この現実の問題・課題の整理解決法を市民に発信し、市民の理解と認識を深め考えることが必要と考えました。
社会・経済状況の変容
1)少子高齢社会への急速な進展がもたらすもの
   2015年は、高槻市は大阪府内でトップの老年比率?
   《2015年の老人比率》
順位市町村老人比率(%)
1.高槻市28.60
2.豊中市28.32
3.堺市28.02
4.松原市27.09
    日本経済新聞社の「ニッケイデーター」より引用
   ○ 人間関係の希薄化
   ○ 社会を支える層の減少(支援が必要な者の増加)
2)経済の低迷と三位一体改悪による地方財政(高槻市)
   三位一体の改革:国庫補助負担金の削減、地方交付税の見直し、
            地方への税源委譲を含む税源配分の見直し。
3)社会保障制度の今後(年金、介護保険、医療)
これからの福祉(意識改革の必要性)
1)措置から契約へ
   ○介護保険制度・障害者支援費制度
   ○福祉事業者の増加と進展
2)地域福祉の必要性「地域福祉とは?」
   ○縦割りの福祉サービスに限界
おわりんに
   ”地域のルールづくり”

 自分たちのまちを住みよい、快適なまちにしていくためには、みんなでつくって、みんなで守る、まちのルールを決めることが有効な方法です。
 地域福祉とは、誰もが住み慣れた家庭や地域で安心して、いきいきと暮らしていくために、地域住民や地域の各種団体・ボランティア・福祉サービス提供者・行政などが連携し、制度によるサービスを利用するだけでなく、地域での人と人とのつながりを大切にし、 お互いに助けられたり、助けたりする関係を築きながら”共に生き、支えあう社会”を実現しようとすることです。

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