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3月 活動報告
高槻ボランティアガイド研修
第1回ガイド実地研修
「今城塚古墳とハニワ工場公園」
主 催 :(財)高槻市観光協会
開 催 日:平成17年3月1日 13:00〜16:00
場 所:今城塚古墳・ハニワ工場公園
講 師:笠井勝夫さん・宇野 昇さん
開催の目的
第1回講座で学習したことを現場でガイドする実施学習です。
今城塚古墳
古墳の形式から6C前半の築造を説明。
今城塚の特長
@二重堀である。A造出がある。B三段築造。C後円の経よりも方円の幅の方が広い。など
仁徳天皇陵との比較
延べ作業員数で、仁徳天皇陵6.8百万人、今城塚はその 1/10で68万人。
地震による古墳の破壊
@1599年地震の規模がマグニチゥド8程度(地滑り3m、沈没40〜50cm)
A古墳の中央を地震断層が走っていた。
B戦国時代に陣城として使用された。
史跡公園化整備計画の説明
@土地の買収が98%進み残り2%が今も残っている。
A平成16年度から7年計画で整備予定。
ハニワ工場公園
古墳の位置との関係
@古墳群と太田茶臼山古墳から約1km(A群:窯3基使用)
A番山古墳に近い(B群:窯5基使用)
B今城塚古墳から約1km(C群:窯10基使用)
資源
@水:谷川があり水に恵まれている。A燃料:薪が近くにある。B粘土が良い
地形が登り窯に適している。
輸送
淀川・芥川に近い。
チーム構成
窯1基、工房1棟を一つのチームとしていたようで、窯3基、工房3棟で100人程度の作業員だったようです。
大型古墳が築かれなくなった550年頃ハニワづくりも終わったようです。