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1月 活動報告
”まちなみ発見・たかつき再発見”に参加して
まちなみ発見ワークショップ
〜たかつき・タウンウオッチング〜
参加・報告者: VG槻輪 会員 山本矩子
主催:高槻市
企画・実施:(特活)NPO政策研究所
日時:1月30日(土)1:30〜16:30
講師:近畿大学理工学部助教授 久 隆浩
タウンウオッチング先立ち講師より
「まちの長所、短所両面を見てほしい」と助言がありました。
当日、ABCグループ(それぞれ6・7名)に分かれ、交流センターを基点として東西南北半径600メートル程のエリアを歩くCグループに所属した。
私は、高槻町、北園町、城北町周辺を歩きました。高槻町、北園町は、JRと阪急電車道の間、城北町は阪急電鉄の南側に位置しています。
夫々古い邸宅、蔵のある屋敷、或いは同じ建物の家が2・3軒板塀や瓦をほどこした塀等いずれも昭和初期の木造と洋風建築の家もあり、昔は静かな町並みであったであろう。
然しJR、阪急電車の駅の建て替え等の為、新しいビルも建っていたり、古いお屋敷をそのまま利用して料理店になったり、お茶室の横に建てられているマンションは廊下側にラティスを使い鉢植えの緑で目をなごませて粋な感じがする。
現在の阪急商店街は昔は新京町、其の北側の町は常磐町と言って住民達は常磐町町会と言っている。
町のあちこちに常盤町憲章と書かれた文章が目に止まった。
『常盤町憲章』
「私達は環境悪化に歯止めをさして中心市街地の中のオアシスと、生活する人。訪れる人に快適さと、やすらぎを支え、美しく魅力ある町づくりを目指しています。 2001年」
城北町周辺の路地裏通りには古い木造の家並みの間にスナックや小料理店、喫茶店等が存在していいるが、それがかえって不可思議な何とも言い難い雰囲気をかもし出している。
グループの中に建築家がおられ、此の新旧混在の町並みを残す為には耐震、耐火の方法を立案したいとの意向を耳にして大いに共感した。