わがまち紹介
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令和4年12月 わがまち紹介
平安宮があった京都の中心地
京都市上京区
西陣織会館・京都市考古資料館の訪問・見学
報告概要
月  日 2022年12月8日(木曜日)
集合場所 京都地下鉄烏丸線今出川駅 改札口  集合
訪問先 西陣織会館・京都市考古資料館
ニシジンくん
西陣織公式キャラクター
 12月8日(木)は、少し寒い日でしたが天気に恵まれ、京都地下鉄今出川駅南改札口に集合し、今出川通りを西に進み西陣織会館まで散策しながら行きました。
 駅から会館まで一筋で「すぐそこ 徒歩で10分ほど」と言いましたが、人によって「筋」と「すぐそこ」の距離感覚が違った様でした。
大阪では南北の主な道路を「筋」というので言いましたが、京都市内を歩くときは、東西も南北も通だったのですね。
 まず西陣織会館では、玄関入口で「ニシジンくん(西陣織公式キャラクター)」が迎えてくれました。
 1階受け付けの方が、館の全体の説明をして頂きました。
「空引機」
空引機
 1階展示の大きな機械は、平安の昔からあるもので、明治に「ジャガード」機が輸入されるまで使われていた手織機です。今回の展示品は、55年前に西陣織工業組合が完全復元したものだそうです。
 今年(2022年)は、応仁の乱で現在の西陣の地が、都の「西の守りの陣」として「西陣」と呼ばれるようになって555年目の年です。
 「空引機の再現と実演」が行われたそうです。

 2階で機織り職人(西陣織工芸士 山口明子)さん達が手機で織りながら待っていて下さいました。
手機で帯を制作
手機(てばた)
 手機(てばた)で立体感と高級感が際立っているのが「ジャガード」で帯を織っておられました。
織りながら操作を説明して頂きました。
手織りならではの「良い風合い」が出せ、緯糸の色数に制限がないため、「複雑な生地組織」が織れるとの事でした。
緯糸の下にある鏡を見ながら職人技で織っていくそうです。
綴機(つづればた)
爪掻本綴織
隣りの西陣爪掻本綴織では、図案を経糸の下に置いて、爪で緯糸を掻きよせて織る高度な技法「西陣爪掻本 綴織」も実技で説明お聞きしました。
手の指の爪も見せて頂きました。
 綴織の正式名称を「西陣爪掻本綴織(つめがきほんつづれおり)」といい、日本美術織物の最高峰と呼ばれています。
「綴機(つづればた)」という人の手足のみで操作する織機を使用し、「爪掻(つめがき)」という伝統的な技法で文様を織り上げ、爪で織る芸術品とも呼ばれています。
友禅
友禅染の下絵の実技
 天野朝春の友禅染の下絵の実技を見せて頂き友禅染の説明をして頂きました。
友禅染が白い生地の上に染料で絵を描くごとく模様を染め出すのに対し(後染め)、西陣織は染められた糸を使って布を織る事によって模様を描き出します(先染め)。
染めで模様を作る友禅染、織りで模様を作る西陣織の違いはここにあります。
京友禅には、大きく分けて二つの方法があります。
下絵には計算された型紙のような図案はなく、色・形ともに職人の感性と技に委ねられます。
職人の豊かな感性と高度な技術が注ぎ込まれるため、世界にひとつだけの作品になりますとの事です。

 西陣織会館別館の食堂で昼食をいただき、旧西陣織物館であった、京都市考古資料館に行きました。
京都市考古資料館
京都市考古資料館ロビーで記念写真
 この建物は大正3年に完成したコンクリート製の西洋式建物で有形文化財に指定されています。
京都市考古資料館では、ボランティアガイドの西井なほ子さんが2階の常設展示室の中を本当にわかりやすく説明して頂きました。
質問事項にも展示パネルの所にまで案内し説明をして頂きました。
京都市は歴史遺産の地域ではないかと思いました。
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